2泊3日の東京遠征してきました。ここ数年、東京の宿は価格が高騰しっぱなし。一般ピーポー層サラリーマン的には、遊びの遠征なのに1泊1万とか出してられません。ということで、大井町にある安くて駅近な人気ホテルを利用してきたので、まとめていこうと思います。
都心なのに安い!「アワーズイン阪急」
今回の旅でお世話になった宿は、以前からずーっと目をつけていた「アワーズイン阪急」。ここは、
(1)宿泊コストが安い
(2)駅近
(3)施設が綺麗
と3拍子揃ったビジネスホテルです。いつも人気で予約が取りにくいホテルですが、この3つのポイントを掘り下げていく感じですすめてみましょう。
ポイント1:アワーズイン阪急はシングル1泊5800円!
ここ数年、日本各地で宿泊費用が高騰していることをご存知でしょうか。外国人観光客の増加に伴い、宿泊料金を値上げしているビジネスホテル・シティホテルがいっぱいあります。
でも、季節やイベント時期に関わらず、「アワーズイン阪急」はシングル1泊5800円という固定料金です。シングル館は土日祝前日はプラス料金が発生するとか、GW・夏休み・年末年始は高くなるとか、そういう野暮なことはいたしません。たぶん。
ちなみにベッドが2つあるツイン館は平日1名利用1室8000円、2名利用1室9500円、3名利用1室12500円。ただしシングル館と違いって、ツイン館は休前日は価格がアップします。休前日は1・2名利用は1室11000円、3名利用は1室14000円です。とはいえ1室あたりの価格ですから、休前日は2名利用で5500円/1人。ツイン館も安すぎます。
23区内でこんなに宿泊費が安いのに、アワーズイン阪急は都内近郊へのアクセス良好なんですよね~。ということでお次はアクセス面について。
ポイント2:アワーズイン阪急は駅徒歩たったの1分!
今回利用した「アワーズイン阪急」は、JR大井町が最寄駅。下のマップを見てもらいたいのですが、アトレ側の中央口を出て、階段を下り、横断歩道を渡ったらすぐアワーズイン阪急。この使い勝手のいい立地は、アワーズイン阪急にとって最強の売りポイントじゃないでしょうか。天気が悪くても、暑くても寒くても、この距離ならなんとかなります。
更に、乗り入れ路線は3つ!東京・横浜・埼玉へアクセス便利!
駅前という立地だけではありません。大井町駅には「JR京浜東北線」「りんかい線」「東急大井町線」という3つの路線が乗り入れています。大井町は品川・渋谷・新宿のような大きな駅ではないし、利用者もほどほど。逆に言い換えると、利用者がそれほど多くないのに、乗り入れている路線が多いということ。だからラッシュも抑えめで色々と使えて便利なんです!
▶︎大井町から「JR京浜東北線」で川崎・横浜・埼玉方面へ。
「JR京浜東北線」を使えば、都内にも横浜方面にも出やすいんです。京浜東北線は埼玉から東京を通り横浜方面へ走る路線。なので新橋・浜松町・神田・横浜あたりに行きたいわたしにはピッタリ。この路線があれば、わたしのビール欲求を全て満たすことができます。大井町からは品川へ1駅だから、ビジネスマンにも便利だと思います。
(参照:JR東日本「京浜東北線の駅」)
▶︎大井町から「りんかい線」でビッグサイト・渋谷・新宿 へ。
大井町には「りんかい線」も走っています。この路線は有明・お台場・ビッグサイト方面へ走っているので、コミケ開催の時の需要も高そうだし、お台場観光にやイベント出店の企業マンにも使えます。またりんかい線は湘南新宿ラインに乗り入れをしているので、渋谷・新宿にも向かうことも可能。バンギャの追っかけにだって使えるわけなんですね。
▶︎大井町から「東急大井町線」で自由が丘・渋谷・中華街へ。
大井町には「東急大井町線」も乗り入れています。東急線は東京の城南エリア中心に街と街を細かく繋ぐ路線です。そして自由が丘をハブに渋谷・溝の口・横浜・中華街方面へ出ることができます。最近は副都心線が東急東横線に乗り入れをしているため、埼玉方面へ出ることも可能です。
ポイント3:2011年リニューアル!綺麗&シンプルなビジネスホテル!
アクセスが便利なだけじゃありません。「アワーズイン阪急」の施設は、とにかく綺麗なのです。2011年にリニューアルしたようで、施設の入り口から客室まで清潔感がありました。ホテルを入ると、商業施設の脇にあるエスカレーターでフロントのある3階を目指します。
こちらは2階から3階へ向かうエスカレーター。
こちらは宿泊した「アワーズイン阪急」シングル館の3階。ガラス張りの扉がアーバンな感じ。ここが1泊5800円のホテルとは思えません。
シングル館のフロント。広々としたとても贅沢な空間です。大井町の駅前にこんな施設があるなんて。
フロントでチェックインする時、対応してくれたスタッフさんに 「当施設では歯ブラシのご用意がありません。必要に応じてご購入いただけますが、ご用意しますか?」と言われました。これは、つまり、ホテル設備をシンプルにすることで価格を下げているということの表れです。アメニティや設備を簡素化し、シンプルに最低限の用意をすることで宿泊費を安くする。そういうことだと思います。
フロント横にあるロビーには、インターネット可能なパソコンが配備されていたり、朝には自由に持ち出せる新聞が2社分用意されていたり。不要なものは無くしつつ、需要が高いものは用意するのかな、と思いました。
こちらはエレベーターホール。エレベーターは6機ありました。大井町駅前の29階高層ホテルで、客室は1100つ。ざくっと計算すると1フロアに40室ほどあるんじゃないでしょうか。ビジネス需要が高いホテルでしょうから、出発時間の混み具合を予想すると、エレベーターはこれだけあっても足りないかもしれません。
今回、わたしは女性専用フロアに宿泊してみました。「アワーズイン阪急」では女性専用フロアを用意しています。
女性専用フロアは、シングル館の20・21・22階。男性利用が多いビジネスホテルだけど、3フロア分も女性専用にしてくれるあたり、とても配慮を感じます。
女性専用フロアの廊下。至ってよくあるビジネスホテルですが、清潔感がありました。
客室内に入ります。以前渋谷のビジネスホテルに泊まった時に感じた、汚水系の嫌な臭いやカビ臭さはゼロ。姿見やハンガーが動線よく配置されています。
おっと、足元にスリッパが。どうやら客室は土足厳禁のようです。カーペットと同じような柄のハイカットを履いていたので、危なく土足しかけました。
室内は非常にシンプル。ベッドにテレビ、カウンターテーブル、部屋着があるだけ。サイズ感は都内のビジネスホテルによくある12.5m²。狭さを気にしない泊まるだけ派向けです。
枕元の照明も、これだけ。シンプルイズベスト!
トイレと洗面台も古臭くなく、最近のモダンデザイン。アメニティはリンスインシャンプー・ボディソープ以外はなし。だが、それがいい。必要なものを自分で用意すればいいだけなのだから。
お風呂はシャワーブースのみですが、ユニットではないのでシャワーカーテンを気にしなくてもいいし、温度調節や湯量・勢いも問題なしです。
ちなみにドライヤーは用意がありました。冷蔵庫もあるし、冷え方も一般的な冷蔵庫と同じようにしっかり冷えます。
ガジェッターが気にしそうな電源は、窓際のカウンターテーブルに2つ、洗面台に1つです。PCとスマホ、カメラの充電器をフルで使わせていただきました。インターネット環境は有線LANの他、フリーWi-Fiも使えました。
ちなみに女性専用フロアから、こんな夜景が見られます。夜中1時過ぎ、羽田空港へ降りていく飛行機が見えました。
これだけいい条件のホテルです、そりゃあいつも満室だ!わたしも宿泊して納得したし、ここはまたリピートしたい!
アワーズイン阪急を予約するタイミング!
安い!近い!綺麗!が売りのビジネスホテル「アワーズイン阪急」。好条件が揃ったホテルなだけに予約が取りにくいのですが、ではどうやって予約を取ったのか。それは、しっかり事前にスケジュールを組んで予約しただけ。
アワーズイン阪急は、宿泊したい日時の3ヶ月前の1日から予約が可能です。つまり、
12月15日宿泊 → 予約開始は9月1日
ということになります。実際、わたしも12月の予定を9月上旬に押さえました。ちなみに、9月1日になった瞬間アワーズイン阪急のサイトへアクセスしたところ、年末のコミケ需要と重なっちゃいまして。サーバーダウンで予約できず、明朝再トライして予約完了できたという余談付きです。コミケ怖い!
ライブや旅行など、数ヶ月前にスケジュールが発表になる予定の場合は、アワーズイン阪急は使い勝手がいいと思います。反対に急な出張や予定変更が発生しやすいビジネスマンには、満室で日時変更がしにくそうなので、そういう点では使いにくいかも。それとホテル予約は公式サイトが一番便利です。楽天トラベルとかにもページはあるけど、空室ゼロ続きで予約できた試しがありません。
安くて近くて便利な「アワーズイン阪急」まとめ!
ということで、今回の東京遠征で利用した、大井町「アワーズイン阪急」についてまとめてみました。予約をしたくても常に満室だった、アワーズイン阪急。ここ最近のインバウンド需要のせいで、安く東京滞在できないケースが増えてきていますが、このホテルを使えば旅費を抑えることができていいな~と思いました。但し、3ヶ月先の予定がしっかり決まってないと、予約が取れない可能性も高いです。スケジュールがハッキリ決まっている場合にはオススメですが、ビジネス利用など直前変更がありそうな場合は変更しにくくて使い勝手が悪いかも。そのあたりは人気ホテルなので仕方ないですね。
わたしは次回のヘビメタ遠征でも使いたいな~と思っています。なので、ヘビメタさん、早くスケジュール発表をお願いしまーす!
終わり。
住所:〒140-0014 東京都品川区大井1丁目50-5
(*・ω・)つ 国内・国外の旅行記もどうぞー♩