沖縄にも家系ラーメンがあると聞き、食べに行ってきました。向かったのは那覇・小禄駅近くの「武蔵家 沖縄本店」です。
お店に入ると独特な匂いが。おお~っ、豚骨!ご無沙汰な香りにワクワクするので、さっそく券売機で食券を購入です。
店内にはカウンター席とテーブル席が。週末のランチタイムだからでしょうか、テーブル席には小さなお子様連れのお母さんたちがお昼を食べに来ていました。
武蔵家では食券をお店の方に手渡す際、好みに合わせて味の濃さ・油の量・麺の硬さの調整をできるようです。わたしは味濃いめ・油普通・麺の硬さ普通でオーダーしてみました。
待つこと5~6分でしょうか。オーダーしたラーメン(700円)がやってきました。トッピングは味付け玉子(100円)と、のり増し(100円)。圧倒的存在感ののりが嬉しい!
まずはスープを。武蔵家のスープは豚骨醤油ですが、油がそんなに多くないのでこってりし過ぎません。コッサリというほどアッサリ寄りでもないのですが、家系ラーメンの中ではアッサリ系だと思いました。食べやすいので、個人的には好みです。沖縄では家系ラーメンをあまり見かけないので、このくらいの方が受け入れられそうだなぁ。それに、小さなお子さんでも食べやすいでしょう。
麺はスープに負けない太麺。沖縄ではあまり見かけない平打ちです。茹で加減を普通にしたのでいつも通りズルズルッと食べられたけど、麺硬めにしたらワシワシ食べられそうな感じもします。
チャーシューはまさに肉!分厚くて食べ応えがありました。豚骨醤油とよく合いますね。
トッピングされた青菜は珍しい小松菜です。関東で食べた家系ラーメンの青菜はほうれん草が多かったけれど、武蔵家の青菜は小松菜なんですね。のりと小松菜と一緒に麺をズルッとすすります。のりの風味、小松菜のシャキッとした歯ごたえが食べていて楽しいです。
途中で薬味を入れて、ラーメンの味を変えることに。家系ラーメンはお好みで味の変化を楽しめるのもいいところ。
わたしはニンニクを入れるのが好きなので、スプーン2杯のニンニクを投下しました。これがウマいのなんの!やっぱりラーメンにはニンニクが不可欠です。
ところで...
ラーメン屋さんってどうして漫画を置いてるんでしょうか。家系だけじゃなく、普通のラーメン屋さんでも本棚率が高い気がします。一人で食べに行って、ラーメンが出てくるまでの手持ち無沙汰を解消するためなのかな?
ということで、那覇・小禄の家系ラーメン「武蔵家 沖縄本店」に行ってきました。久し振りの家系ラーメンでしたが、豚骨臭もきつくなく、油も濃すぎず、おいしくいただきました。ラーメンライスにして食べたいくらいだったな~。家系ラーメン初心者でも、ここなら抵抗なく食べられるんじゃないかな~と思います。この日は残念ながら売り切れていた手作り餃子や、ちゅら塩ラーメンも食べてみたい!小禄方面にちょいちょい行くことが増えそうなので、また食べに行きたいな~と思います。
終わり。
【2016年11月5日】
武蔵家が10月30日に閉店という情報が流れて来ました。それも育さんご自身が発信されていたので、間違いない情報源ですね。閉店理由はわかりませんが、きっと次のステップを何かしら考えているに違いない。続報を楽しみに待ちましょう。
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