その昔、わたしがまだ小さかった頃。おかんや母方の祖母が、小豆からあんこを炊いておはぎを作ってくれました。横に並び、わたしも見よう見まねでおはぎを作って食べるのが楽しかったと覚えています。小さな頃からあんこ好きなわたしは、沖縄市にある甘味処が気になっていました。330号線から少し入ったところにある「みやび茶屋仲元」です。
瓦屋根の古民家に入ると、畳敷の落ち着いた客席にホッとします。どことなく地元に帰ったような、そんな雰囲気を感じました。奥にはテーブル席もあるので、使いやすい席に入りましょう。
この日は育休中のカーチャン仲間とランチを食べにやって来ました。みやび茶屋仲本はおはぎ屋さんですが、ランチのお食事メニューもあるのです。ランチはすいとん、すいとん豚、ひやむぎの3種類でした。この日も暑かったのでひやむぎを注文です。
お食事ができるまでの間、赤子たちを遊ばせたりカーチャン同士の情報交換をしたり。平日のお昼時間を外して訪れたこともあり、他にお客さんがいなかったので、割とゆっくり自由に過ごさせてもらいました。ありがたいこと、この上なし。
暫くして、オーダーしたひやむぎのセット(950円)のひやむぎがやってきました。お食事は単品もありますが、セットにするとドリンク+食後の甘味がついてお得です。我が家ではいつもそうめんやうどんを食べがちですが、実家ではひやむぎをよく食べていたなぁ。幼い頃を思い出させるお店です。
ひやむぎは、濃いめの胡麻ダレでいただきます。ひやむぎは汁と薬味で食べるもの。胡麻の存在感あるタレで食べるくらいがちょうどいい。添えられたオクラにきゅうり、トマトとミョウガが夏らしくて良いですね。ボリュームは控えめです。大盛りオーダーできるんだろか。
食後は、甘味とドリンクです。おはぎ(あんこ、ごま、きなこから1つ)またはどらやきをお好みで1つ、そしてドリンクも好きなものが選べます。飲み物は暖かい抹茶にしました。まんまるのおはぎは食べる直前に作るため、とても柔らか。あんこは内地の和テイストです。この味、沖縄ではなかなか食べられないよなぁ。2つ3つ食べたくなります。
こちらはカーチャン仲間が食べていた塩すいとん豚。同席の子はうちなんちゅで、すいとん初体験だったらしいです。お肉もたっぷりで食べごたえありそう。次回はすいとん食べよかな。
みやび茶屋仲元は、テイクアウトも可能です。せっかく食べに来たので、持ち帰りメニューからいくつか買って帰ることにしました。
こちらはテイクアウトしたおはぎ3種(600円)と、どらやき(400円)です。いずれも注文が入ってから作ってくれるもの。手間暇かけておいしいものを作ってもらえるありがたみを感じます。
テイクアウトしたおはぎをいただきます。きなことごまのおはぎは、ごはんの中にあんこを包んでいます。ごまもきなこもおいしい。特にきなこ、想像していたよりしっくりきました。
こちらはどらやきです。どらやきは4つ1セットみたいですね。卵・乳製品を使っていないらしく、卵アレルギーのこどもを持つカーチャンとしてはとても嬉しいです。これ、サイズ的にもこどものおやつにしやすそうです。普通食が食べられるようになったら、積極的に食べにこようっと。
ということで、沖縄市にある「みやび茶屋仲元」でランチしてきました。お食事メニューは少ないけれど、食後の甘味・ドリンクの組み合わせを自分で選べるのは嬉しいです。こちらのお店は甘味だけいただくこともできるし、持ち帰りも可能。沖縄には和菓子屋さんが少ないので、みやび茶屋仲元に行けばおいしいおはぎが食べられるから、これから重宝しそうです。子連れでも安心して食べに行けるのもありがたい!
終わり。
住所:〒904-0032 沖縄県沖縄市諸見里3丁目22-15
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