那覇・天久にあるフランス仕込みのおいしい焼きたてパンを販売している「Le Cuip(ル・キュイップ)」へ行ってきました。お店の場所は、天久のスポーツデポの裏手側。2015年に石垣島から那覇市天久へ移転してきたLe Cuip(ル・キュイップ)は、ハード系やリッチなパンを得意としていますが、お惣菜パンや甘い系も並んでいてどれもおいしい!那覇で最も好きなパン屋さんです。ということで、さっそくLe Cuip(ル・キュイップ)のレポート行ってみよ〜!
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那覇新都心・おもろまち周辺でおいしいパン屋といえば「Le Cuip(ル・キュイップ)」!
営業時間と駐車場について
Le Cuip(ル・キュイップ)の営業時間は7時~19時まで、定休日はなし(不定休)と少人数でかなり頑張った営業形態です。焼き立てのパンで迎える朝というのは本当に幸せなもので... 朝起きて「パンを買いに行こう」と朝一番に買いに行けるありがたさ。体力勝負のパン職人さんたちにただただ感謝しかありません。いつもおいしいパンをありがとうございます。
店名「Le Cuip」の意味ってなに?
長いこと好きで買ってるパンではあるのに、そういえば店名の意味を調べたことがなかったなぁとググッてみました。すると石垣島で営業していた頃の取材情報がヒット。なるほど、シャレてる〜!下記に引用掲載させていただきます。
(八重山島風より引用掲載)
店内の様子
Le Cuip(ル・キュイップ)は小さなパン屋さんなので、お客さんが4人いるとパツンパツンです。狭い店内でパンを選び、お会計してお店を出る。混雑しすぎていると店の外で並ぶ必要があります。
店内にはどれほどのパンが並んでいたでしょう。ところ狭しとパンが並び、すべて買って帰りたくなるほどおいしい。店内写真は少し前のものなので、現在とラインアップや価格が異なるかもしれません。お店で確認してください。
ショーケースにはバゲットサンドや、マドレーヌなども並んでいます。焼き菓子やケーキも販売しています。パン屋さんのケーキがまたおいしいんだ!
大好き!ハード系のパン各種
レザン・レザン
レザン・レザン(240円)は、もはやわたしの中で殿堂入りしているパンです。見るからにレザン(=レーズン)がレザンしているでしょ!
どこをカットしてもレーズンだらけ!ライ麦のパン生地に、ラム酒漬けのレーズンがいーっぱい。これだけ贅沢にレーズンが入ったパンは初めてです。大好きなので、買いに行くと毎度手が出ます。おつまみにもなるし、バターやチーズとの相性もよし。表面がガリガリで、香ばしい焦げ目もおいしいです。
パン・オ・フィグ
こちらはパン・オ・フィグ(220円)。中にはイチヂクが入ってます。パンの形もイチヂクです。
このパン、ずっしり重くて食べてて満足感あります。表面はカリッとした食感で、中はモチッと。ほのかに甘くて、イチジクのプチプチ感も楽しいです。バターと合わせると尚良し。
パン・オ・セー
形に惹かれて購入してパン・オ・セー(220円)。セーというのはアルファベットの「C」のことだったんですね。てっきり蹄鉄かと思っていました。
ライ麦のパン生地に、ブルーチーズとハチミツを乗せて焼き上げています。ブルーチーズ部分がほどよく焦げて、ウマい!もっちりむっちりしつつ、歯ごたえがしっかりあるパンでした。Le Cuip(ル・キュイップ)はハード系がウマいなぁ。
ハニーナッツ
このパンを見た瞬間、トングで持ち上げ、クリームチーズを合わせようと心に決めました。おつまみにもなるハニーナッツ(240円)です。
パンの中には、クルミ、カシューナッツ、マカダミア、ノワゼットという4つのナッツがたっぷりと入っています。想像していたよりもハードではなく、食べやすいのも良いですね。ハチミツをかけて焼かれているので手はベタベタになるけれど、クリームチーズとの相性はバッチリでした。
ガーリック・フランス
バゲットがおいしいお店なので、ガーリック・フランス(180円)もウマいに決まってます。パンの表面だけでなく、中にも自家製ガーリックバターをたっぷり贅沢に塗り込まれてとってもジューシー。ガーリック好きは必ず食べてほしい!
絶品!バゲットサンドイッチ各種
サンドイッチ・ソーモンヒュメ
この店はサンドイッチもおいしい!こちらはサンドイッチ・ソーモンヒュメ(450円)。スモークサーモンの下にはクリームチーズとごろごろのアボカドディップが仕込まれています。この手のサンドってサーモンの独特な香りや酸味が感じられて苦手だったんです。でもLe Cuip(ル・キュイップ)のはサーモン臭さや酸味が抑えめで食べやすく、アボカドもたっぷり使われて満足感が高いです。
サンドイッチカマンベール
シンプルなサンドイッチカマンベール(450円)は何度もリピート買いしています。いつ食べても本当においしい。チーズが常温に戻った頃に食べると、さらに香りが立ちます。たっぷりカマンベールチーズの横にはハムも仕込まれていて、シンプルでいながら最高の御馳走です。飽きずにずっと食べ続けられますね。ほんと大好き。
サンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ
ボリュームたっぷりのサンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ(450円)。バゲットにLe Cuip(ル・キュイップ)自家製パテをサンドした、ずっしりと食べ応えのあるパンです。
パテのこっくりとした味がワインにも合いそう。パテまで自家製だなんてすごいなぁ。キャロットラペとマスタードの組み合わせもナイス。野菜もたっぷりなのでペロッと食べられます。
サンドイッチ・パストラミ
鴨肉たっぷりのご馳走、それがサンドイッチ・パストラミ(450円)です。パストラミってパサパサなイメージだったんですが、このお店の鴨肉のパストラミはジューシー!イチオシはこれ!
ジューシーな鴨のパストラミに、辛くない玉ねぎスライス、そしてマスタードがサンドされています。意外とシンプル、だからこそパストラミのウマさが引き立つのかも。ランチに軽めの夕飯に、このサンドイッチが出てきたらそれだけで嬉しい!
リッチなパンもオススメ
クロワッサン
朝から並んでいるパンのひとつ、クロワッサン(180円)。パンっていろんな種類があるけれど、クロワッサンってつい手を伸ばしちゃいますね。特に朝ごはんの定番として外せません。
Le Cuip(ル・キュイップ)のクロワッサンは発酵バターをたっぷり使っているそうです。風味豊かで、ほんのりと甘味を感じます。さくさくでおいしい!
食べやすい定番のパンたち
パン・ブリエ
フランスはノルマンディーの伝統的なパン、パン・ブリエ(380円)。漁師が海に持っていくパンをLe Cuip(ル・キュイップ)風にアレンジしています。
このパンは卵不使用。最初は卵アレルギーのお子サマー向けに購入したのがきかっけでしたが、しっとりやわらかな食感で口溶けもよく、パンの目が詰まったクラムがずっしりと腹持ちも良い気がして、大人がハマッてしまいました。大きなパンですが、漁師が海に持っていくだけあってパサつきが少なく、日持ちするんです。最近はお子サマーがペロッと半分も食べてしまうから日持ちは気にしなくてよいのだけれど。売り場にあったら絶対買うパンのひとつです。
ぶどうパン
目線を上げた時、パン棚の冗談にあったぶどうパン(5個入り、300円)です。焼き色の強さが特徴です。焦げ目がつくまでしっかり焼くことで、パンの香ばしい香りが引き立つおいしいパンになるんですよね。
このぶどうパンにもラム酒漬けのレーズンを使用していて、ジューシーでおいしいのです。パンの甘みも感じられて、帰宅後ペロッと2個食べちゃった。このままでもよいし、バターを合わせるのも好き。
あんバター
堅過ぎないバゲットにあんことバターの組み合わせのあんバター(180円)。これ、嫌いな人いないでしょ!発売当時はお店に行くたび売り切れで、お店の方に店頭に並べる時間まで教えてもらって購入したものです。
Le Cuip(ル・キュイップ)のあんバターにはあんことバターと隠し味の練乳が入っているんだったかな。甘さとこっくり感とパンのバランスが良いんですよね。これで180円なら、2つも3つも買っていくお客さんが多いと聞いて納得です。
メロンパン
メロンパン(160円)。我が家の元メロンパン王子に命じられて購入。
クッキー生地の中はふわふわのパン。ル・キュイップのメロンパンは、奇をてらわないクラシカルな印象です。
クルミパン
クルミパン(200円)はセミハードの棒状です。見るからにクルミがたっぷり入ってそう。
食べやすいサイズにカットしていただきました。ほら!やっぱりクルミがぎっしりたっぷり。このままでももちろん、バターと一緒に食べてもウマし。
バトン・プラリネ
アーモンドプラリネクリームをたっぷり詰め込んで焼いた、最近の新作バトン・プラリネ(240円)。焙煎したアーモンドペーストのクリームがほどよく甘く、トッピングされたスライスアーモンドの香ばしさが心地よい。コーヒーと一緒に朝ごはんとして食べたいパンですね。
いろいろ選べるお惣菜系
サーモンとほうれん草のキッシュ
サーモンとほうれん草のキッシュ(300円)は、想像以上にほうれん草がたっぷり。軽めの夕飯にもなるし、ワインのおつまみにもなりそう。タルト生地のサクサク感もたまりません。この店はキッシュもおいしい!
レギューム・サレ
お惣菜系のパンもあります。こちらはレギューム・サレ(220円)という、とてもシンプルなパン。写真は半分にカットしたものです。ブロッコリーや、エリンギ、かぼちゃ、ベビーコーン、トマト、ナスなどのグリル野菜を、塩とオリーブオイルのみで味付けしています。彩り豊かで視覚的にもおいしくいただけます。
タルティーヌ・シュークルート
バゲットを使ったタルティーヌ・シュークルート(300円)はどっしり感のあるパン。食べ応えのある太さのソーセージに、シュークルートというキャベツの酢漬け、その下にはマッシュポテトが仕込まれています。これだけ重量感のあるパンですが、シュークルートでさっぱりいただけます。
ケーキも本格的でおいしい!
パン職人が作るケーキもおいしいんですよね。フランスではパンとケーキ、どちらもこうして販売しているのだろうなぁと想像しながら選びます。ケーキは朝11時からの販売だったかな。
ジャポネリーとミルクロール
こちらの写真はジャポネリー(左、380円)とミルクロール(右、300円)です。ジャポネリーは和テイストのケーキ。抹茶ムースの下にカシスの酸味、金時豆の層とミルク風味のクリーム、そしてチョコレート生地です。和と洋の組み合わせにカシスを用いるの、わたしは大好き!そしてロールケーキ好きとしては見逃せないのですが、クリームたっぷりのミルクロールもウマウマでした。
タルト・オランジュ
こちらはタルト・オランジュ(380円)。甘々のタルト生地に、すっきり爽やかなオレンジのむき身がドーム状に美しく並べられています。酸味と甘さのバランスが絶妙。ル・キュイップのはパンもケーキもうまいなぁ。引き続き通わせていただきます。
まとめ
ということで、那覇・天久「Le Cuip(ル・キュイップ)」でブランチ用にパンを買ってきました。街のパン屋さんと比べるとお値段は高めですが、ハード系やリッチなパンが好きな人には推しまくりのお店です。朝7時から夜まで営業していること、定休日なしの不定休であることから、焼き立てパンを食べたい時に買いに行ける点も非常に助かっています。パン職人の作るケーキもおいしい!タイミングによっては販売していないこともありますが、見かけたらお試しあれ。
終わり。
お店の情報
店名 | Le Cuip(ル・キュイップ) |
住所 | 〒900-0005 沖縄県那覇市天久2丁目2-28 |
営業時間 | 7時〜19時 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | なし |