那覇・安里へ移転した「koba's（コバズ）」でカレーランチしてきた。

2015年9月10日 2020年8月2日

那覇・安里へ移転した「koba's（コバズ）」へ行ってきました。2015年6月末までは松山で営業されていたのですが、翌7月シェフの地元である泊付近へ移転。住宅街にあるこちらのお店、夜はワインとフレンチ料理、昼はカレーランチが食べられます。

松山にあった時とは、また違った雰囲気になったコバズ。店内はカジュアルな赤いカウンター席のみです。客席は10席程かな。ガラス扉の入り口なので、ランチタイムは外から光が差し込んでいい感じ。

ランチタイムのメニューはカレーオンリー。チキン、豚バラ、子羊、牛バラ、エビ、木の子の6種類あります。いずれもサラダとアイスコーヒーがついて800円。松山の時と価格は同じです。

コバズのランチはこのサラダが何ともおいしい。シンプルなドレッシングなのですが、塩気といい油の旨味といい、絶妙なのです。いつ食べても大好きな味で、久し振りにいただいて、ニンマリしちゃいました。

2ヶ月半振りのコバズランチは、初心に戻って仔羊カレーにしてみました。道産子たるもの、羊肉のカレーを食べずに何を食べるのか！

コバズのカレーは、お肉のボリュームが凄いのです。こんなに大きな肉の塊がゴロゴロと。この仔羊カレーは、コクのある欧風カレーに羊の脂がマッチして、味に複雑な旨味を与えるというか... 羊とクミンの相性がいいのは知っていたけれど、羊とカレーがこんなに合うなんて、コバズのカレーを食べてハッ！とさせられたんですよねぇ。

以前の松山店で食べたカレーはいろいろありまして。こちらは豚バラカレー。仔羊・牛ともにお肉がゴロッゴロですが、もちろん豚バラカレーだってお肉ゴロゴロです。豚の脂って甘くておいしいですよね。カレーと合わせるともっとおいしくなりますよね... コバズのカレーはお肉を食べるカレーです。こんなにお肉入れちゃって原価割れしないのかなぁ、と食べる側が余計な心配しちゃうほどたっぷり入ってます。

こちらはエビカレー。エビだからといって舐めちゃーいけません。やたらとウマいカレーなんですよ。エビ味噌をがっつり入れてるような、エビの濃厚な旨味を感じます。シーフードカレーなんて今まで食べたことがないわたしですが、これがおいしすぎて、会社の人へコバズのカレーを布教し始めたきっかとなったメニューなのです。

そしてコバズのチキンカレー。オーソドックスながら、柔らかい肉質のチキンがたっぷり入ったカレーは、出てきたら瞬食間違いなし。松山店の時は食べ損ねることが多かったけど、安里に移転してからはどうなんでしょう？

こちらはビーフカレー。牛バラとカレーの旨味は、仔羊とも違った味わいで、本当においしかったです。欧風カレーのおいしさってこういうことか！と知ったのがこのビーフカレーでした。インドカレーとはベクトルの異なる欧風カレーの旨味たるや... 溜息がちゃう。

ということで、那覇・安里に移転した「koba's（コバズ）」でカレーランチをしてきました。お店が松山にあった時は、会社から急ぎ足で歩けば往復できたけど、安里にはさすがに食べに行けそうもありません。でも、コバズのマスターに伺ったところ不定休ということ。土日祝も営業しているってことだったので、お休みの日に食べに行けばいいことに気が付きました。

ランチだけじゃなく、コバズには夜も飲みに来てみたいなぁと思っています。
終わり。