18年ぶりの愛媛県。前回はヘビメタの追っかけ目的で、ライブ会場とホテルの往復だけでした。今回はファミリー滞在とありグルメを満喫です。まず1軒目に向かったのは、松山市内にある「郷土料理 五志喜」というお店。鯛そうめん・鯛めしなどの郷土料理が楽しめる老舗店なんだそうです。
店先に到着すると、コロナ禍のテイクアウトや時短営業などの案内がありました。
予約を取っていた我々、個室のお座敷席に案内をされました。お席のサイズ感はいろいろあるので、利用人数や用途で使い分けができそうです。
まずはドリンクから。愛媛到着後の1杯目は、もちろんビールをいただきます。ビールは道後地ビールとスーパードライがありました。その他にはハイボールやカクテル、焼酎に愛媛の日本酒なども。
「愛媛県西条市のアサヒビール四国工場で作られたスーパードライがおいしい」と力説するご主人サマー。「チェコで飲んだピルスナーウルケルがそうであるように、愛媛のスーパードライは愛媛で飲むのがベスト」なんだとか。そんなん言われたら大ジョッキ(750円)を注文するよね。いただくと確かにスーパードライらしいドライ感よりも麦の旨味とホップの風味が感じられます。和製ピルスナーウルケル的な感じだ。これ、グイグイ飲めちゃうヤツ。
一方お子サマーは「えーひめのみかん!」とポンジュース(350円)をあっという間に飲み干しました。グレイトフルデッドベアTシャツに命の水を飲むあたり、わたしの影響を伺えますね。ちなみにピカソムーンがお気に入りだそうです。
さて、時短営業ということなので、サクッと注文を済ませましょう。郷土料理 五志喜は五色そうめんや鯛めしがアツいようなのですが、主に食べるであろうお子サマーがそうめんに興味を示さなかったため、残念ながらこの日はパス。創業380年余りの歴史を持つお店のオススメ品、カーチャンはつまみたかったなぁ。
まずは、揚げたて熱々のじゃこ天(390円)です。これはビールに合う!
お次はお刺身の3種盛り合わせ(1450円)。メニューにはなかったけれど、店員さんがこの日のオススメとして教えてくれました。お皿にはハマチにマタイにマグロ。厚みのあるカットが印象的!
いただいてまず驚いたのが、魚の食感です。ハマチってこんなにゴリゴリしているの!?厚めのカットではなく、身の食感がものすごい弾力なのです。これにはぶったまげました。ハマチに限らずマダイも同じで。これ、今まで食べてきた刺身とは全く別物だよ...!ゴリゴリ・ブリブリとした歯応えに感動し、魚の旨味とワサビとやや甘めの醤油が異様においしく、ビールがどんどん減っていきます。よし、おかわりだ。
こちらは伊予和牛の炙り(2100円)。ふだんは肉よりも魚が食べたい欲が強いのに、何故かこの時は食べたくなり注文。
肉汁じゅわっ、肉質やわらか。ウマいよ伊予和牛!
こちらは伊予のみかん寿司(420円)です。注文するかしないか悩み、結果食べてよかったヤツ。ウマーい!
錦糸卵の下には刻まれた魚が何種類か隠れていて、みかんの皮がいいアクセントで爽やかにいただけます。おいしかったなぁ。単価の割にお得感アリ!
しっかりとダシを含んだ出汁巻き(550円)もおいしかったです。熱々!
ということで、愛媛県は松山市にある「郷土料理 五志喜」で夕飯をいただきました。ゴリゴリ・ブリブリのお刺身に伊予和牛、じゃこ天もみかん寿司もおいしかったです。愛媛滞在1食目がこんなにおいしくって大満足でした。店員さんにもよくしていただき、子連れ滞在でも楽しめました。ああ〜、愛媛に住みたい!
終わり。
お店の情報
店名 | 郷土料理 五志喜 |
住所 | 〒790-0003 愛媛県松山市三番町3丁目5-4 |
営業時間 | 11時〜15時/17時〜23時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |