名護「ブラジル食堂」ブラジル料理や沖縄そばがおいしいKTMスポット。

2019年8月30日 ユッキー@毎日ビール

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサード(ブラジル風焼豚、1240円)

名護方面にお出かけした週末のこと。ランチ処を探していたら「ブラジル食堂」を見つけました。この名前、どこかで聞いたことあるぞ... 記憶を辿るうちに、ハッと思い出しました。詳しい理由は後述しますが、この時ばかりは即決でした。沖縄移住して5年、これまでどうして一度も思い出さなかったのだろう!見つけてしまったからには食べに行かなくちゃ。ということで、名護のブラジル食堂を訪れたレポートです。さっそく行ってみよ〜!

名護「ブラジル食堂」の外観

沖縄のブラジル?ペレ?ケツメイシ?話題豊富な「ブラジル食堂」

どこにあるの?

ブラジル食堂の場所は、国道58号線の白銀橋交差点から名護本部線に曲がった方面にあります。この名護本部線沿いにはナゴパイナップルパークやオキナワフルーツらんど、御菓子御殿名護店、DINO恐竜PARKやんばる亜熱帯の森などの観光スポットが並んでいます。観光の途中でブラジル食堂に立ち寄れて、時間効率がよい立地だと思います。お店の左側に駐車場があるので、自家用車やレンタカーで訪れても安心。逆に車なしでは訪れにくいかもしれません。

店内の様子(客席とケツメイシとペレ!)

お店に入るとテーブル席と奥にお座敷席がありました。今回はみなみの家とタカバシ家の2組で訪れたのですが、幼児が2名いるのでお座敷席を利用します。

名護「ブラジル食堂」の店内と客席(テーブル席とお座敷席)

奥に進むとありました、ケツメイシのサインとアルバム・ケツノポリス9です!店名でハッとしたのはコレなんです。ケツメイシのアルバムジャケットは7枚目まではずっと首里城で、8枚目は外国(タイ)、そして9枚目で沖縄に戻ってブラジル食堂前で撮影していたのです。その後10・11枚目はまた首里城に戻っています。例外的にジャケット撮影場所が変わったので、ブラジル食堂が印象に残っていたのでした。懐かしいー!

名護「ブラジル食堂」はケツメイシ・ケツノポリス9のジャケットの撮影地。

感慨深く店内奥に進むと、なぜかブラジルカラーのユニフォームがズラッと。よく見ると、サッカーの神様ペレやロベルト・カルロスのサイン入りユニフォームもあります。

名護「ブラジル食堂」の店内にはペレやロベルト・カルロスのサインが。

ブラジル食堂のメニュー

ブラジル食堂のメニューを確認しましょう。ブラジル食堂というくらいですから、ブラジル料理がいただけます。フェイジョ・アーダという牛肉と豆の煮込み、そしてブラジル風の焼豚・焼き鳥の定食があります。他に、沖縄そばは6種類あります。サイズが2種類なのも嬉しいですね。

名護「ブラジル食堂」のメニュー表(沖縄そば・定食)

裏面にもメニューが。ドリンクや予約制のローストチキンとオードブルがあるようです。そういえば、ブラジルってコーヒー豆が有名ですよね。いただけばよかった。

名護「ブラジル食堂」のメニュー表(ドリンク・デザート)

ポルコ・アサード(ブラジル風焼豚、1240円)

今回わたしがいただいたのは、ポルコ・アサード(1240円)です。これはブラジル風の焼豚です。食堂の定食にしてはちょっとお高め。でも、ここは沖縄のブラジルですから、金額は気にせずいただきます。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサード(ブラジル風焼豚、1240円)

豚の三枚肉は6〜7枚。満足のボリュームです。柔らかく煮込んだお肉をソースとともに焼いているようなお料理です。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードは豚の三枚肉を使っている。

沖縄で食べるブラジル料理なんて想像できなかったけど、これが普通においしい。味付けはスパイスとトマト、どこかしら醤油っぽい風味も感じて、無性にご飯がすすみます。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードは醤油っぽい和風の甘じょっぱい味付け。

定食に添えられたサラダ。お肉メインの定食なので、さっぱりできる生野菜がありがたい。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードついてるサラダ。

こちらも定食のパステウ。ブラジルの庶民向け軽食だそうです。パイ生地が焼かれてぷっくり膨らんでいます。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードのセットのパステウ。

パステウにかぶりつくと、一瞬、パイ生地だけのように見えました。よく見るとチーズがとろけてパイ記事と一体化しています。ほとんど具なしですが、これはこれでおいしい。

名護「ブラジル食堂」定食のセットのパステウはチーズ味だった。

デザートはココナッツミルクプリンのようです。お子サマーがえらく気に入ってました。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードのセットのデザート。

お肉に添えられていた焼きそばは、ポルコ・アサードの残ったソースに絡めていただきました。このB級グルメ感が漂う焼きそばが妙にウマい。

名護「ブラジル食堂」ポルコ・アサードに添えられた麺類はソースと絡めていただこう。

牛肉そば(小、500円)

お子サマー用に沖縄そばも注文しました。そばメニューはいくつかありますが、今回は牛肉そば(小、500円)です。サイズが選べるので、こども用に小さい方を選びました。

名護「ブラジル食堂」牛肉そば(小、500円)

名護そばって平打ち麺を使っているんですよね。ブラジル食堂のそれも平打ち麺でした。ス白濁ープは豚骨とカツオのダブル系かな。牛肉と野菜炒めの旨味がスープに広がっています。お子サマー的にもおいしかったようで、テンポよく食べてくれました。

名護「ブラジル食堂」牛肉そばは平打ち麺をつかっている

ガリンニャ・アサード(ブラジル風焼き鳥、1240円)

こちらはご主人サマーが注文したガリンニャ・アサード(ブラジル風焼き鳥、1240円)です。おすそ分けしてもらうと、味付けは同じように思いますが、豚肉と鶏肉では雰囲気がだいぶ異なります。ご主人サマー曰く「豚より鶏がおいしかった」そうですが、わたし的には豚肉がおいしかったです。鶏肉はさっぱりと食べられる点が良いと思います。

名護「ブラジル食堂」ガリンニャ・アサード(ブラジル風焼き鳥、1240円)

パステウ(1個160円)

定食についてくると知りながら、パステウも単品注文しました。パステウはひき肉・チキン・チーズの3種類あって、定食についてこない味のひき肉とチキンを頼みました。定食のパステウとはサイズが異なり、単品は2倍の大きさ。手のひら大です。

名護「ブラジル食堂」単品のパステウ(ひき肉とチキン、各160円)

中を割ってみると、パイ生地に対し具材は少なめ。これはこれでおいしいんですよねぇ。小腹を満たすのにちょうどいいサイズ感。

名護「ブラジル食堂」パステウのひき肉をカットしてみた。

まとめ

ということで沖縄のブラジル、名護「ブラジル食堂」に行ってきました。一度にいろいろ食べられて大満足!ブラジル料理も沖縄そばもおいくて、ケツメイシのジャケットも思い出せてよかったです。食事のボリュームが多く、お腹いっぱいになれます。心残りは自家焙煎のコーヒーだなぁ。次回は必ずエスプレッソをいただこう。ケツメイシファンはもちろん、周辺観光スポットを訪れる人にオススメしたい、ちょっと変わった沖縄の食堂でした。
終わり。

住所:〒905-0006 沖縄県名護市字宇茂佐1703-6

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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