ビールの本場・ドイツ&チェコへ行くために、沖縄→上海PVG→上海SHA→北京→ドイツと乗り換えをせねばならなかった、わたしのひとり旅。北京首都国際空港第3ターミナルにある「BGSプレミアラウンジ」へ連れて行ってもらった編。
上海虹橋国際空港で出会ってからずっと助けてもらっているルイスさんは、「ここで朝ごはんを食べよう」と、「北京首都国際空港第3ターミナル(T3)にあるラウンジへ連れて行ってくれました。
非常にありがたいのですが、この時のわたしは手持ちが日本円と、ルイスさんからお借りした200元しかありません。お金がかかること、そしてルイスさんの滞在時間が非常に短いので大丈夫だと伝えるも、ご好意で連れて行ってくれるというのです。わたしの出発まで5〜6時間あったので、その間の時間つぶしと思ってのことだと思います。この旅始まってすぐピンチに陥り、ルイスさんと出会えたことで九死に一生を得ました。彼には、もうどれくらいお礼すればいいのかわからないほど、深く深く感謝しています。
北京首都国際空港T3のBGSプレミアムラウンジは、ワンワールド系との提携ラウンジ。そしてプライオリティ・パスがあれば入れるみたいです。
入り口には小さな鯉がおりまして、人影が見えると餌をねだってパクパクします。
北京首都国際航空にあるだけあって、BGSプレミアムラウンジの内装は中国風。広々とした空間で、座席もゆったりとして過ごしやすかったです。
ルイスさんに「このラウンジのおすすめは、炸醤麺(ジャージャーメン)だよ」と教えてもらい、二人で食べました。北京の麺ってパスタのような丸麺なんですね。トッピングでパクチーを盛り付け、具沢山の暖かい食べ物を食べてほっと一息つけました。食後、ルイスさんと「アメリカ風のお別れをしよう」とハグし合い、彼はウランバートルへ旅立ちました。
ここから数時間、案内してもらったBGSプレミアムラウンジに滞在させてもらいます。まずはフリーWi-Fiをゲットしなくては、とパスワードを発行する機械へ向かいます。
中国の空港では、フリーWi-Fiのパスワードを発行するのに、身分証明を行う必要があるそうです。
英語・中国語・日本語の案内があったので、そのまま読んだ通りに機械にパスポートを入れてスキャンさせますが、何度やってもパスワードは発行されず... ラウンジスタッフにお願いしてやってもらうもダメ。
最終的に、ラウンジカウンターへ案内され、そこでパスワードが書かれた紙を手渡されました。これを使うとネットにすんなり通じます。しかし、中国はネット検索の情報規制が多く、調べたいことがすんなり調べられない状態。Googleの機能は全てアウト。Google検索だけでなく、GメールもGoogleマップもNGです。FacebookやTwitter、LINEのSNS系もアウトなので、ご主人サマーへ連絡もできません。しかたなくYahooメールからご主人サマーへ連絡を入れることに。
ご主人サマーがドイツに到着するまで、まだ時間があったのでBGSプレミアラウンジ内をチェックしてみます。先ほどは炸醤麺を食べましたが、こちらにはカップ麺やトマト、焼き菓子、おつまみなども揃っています。炒め物なんかも用意がありました。
BGSプレミアラウンジにはお酒も用意があります。フライト中のご主人サマーはこちらの遅延っぷりを知らないと思うし、連絡が取れない時点で今後の予定が全く読めません。てんやわんや事態に備え、この時点ではお酒を避けました。
ソフトドリンクはジュース系、お茶系、コーヒーなどがあります。
いくつかのお料理をつまみつつ、眠気対策でエスプレッソをダブルでいただきました。キャベツの煮物がおいしかったです。
これから先のことを考え、MBAとカメラ、そしてiPhoneの充電をしっかり済ませようと思います。BGSプレミアラウンジの電源は多数あり、またそれぞれのコンセントはタコ足が設置されていて、コンセント争奪戦にならず、複数人での利用が可能。
BGSプレミアラウンジのトイレの奥に、シャワールームがあることに気付きました。前日の昼間から1日フルに動き、最小限の睡眠でぐったり気味のわたし。顔も洗いたいし、頭もベタ付いてきたので、シャワーを使ってみることにしました。ドライヤーもあるし、バスタオルも厚みがあって吸水性抜群です。シャワールームは1つだけで、それほど広くありませんが、リュックを持ち込んでも着替え時に支障はありませんでした。
バスルームは、天井近くのシャワーヘッドからお湯が出てくるタイプ。シャンプーリンスとボディソープも完備です。ドイツへ出発する前にすっきりできてよかった!
シャワーから上がり、メイクを済ませると、フランクフルトに到着したご主人サマーから連絡がありました。お互いの状況を把握しあえたし、もう飲んじゃってもいいよね!
ということで、中国で造っているアサヒビールの清爽生というビールをいただいてみました。夜勤明けの1杯がおいしいという話を聞いたことがありますが、まさにこんな感じなのでしょう。ビールを飲み終わったら、いよいよドイツへむけて出発です。
ということで、北京首都国際空港第3ターミナルにある「BGSプレミアラウンジ」へ連れて行ってもらいました。中国はネットの規制があるため、いろいろと不都合はあります。でも、ラウンジのWi-Fiを使わせてもらって、日本にいる親友2名の力もかりつつ、ご主人サマーと連絡が取れたので安心してドイツに飛べました。北京からドイツまで10時間のフライトについては、この次の記事で。それにしても空港でシャワーが入れるってとってもいいですね。スッキリしました!
終わり。
住所:北京市朝陽区首都機場
(*・ω・)つ その他の海外ビール旅行記事もどうぞー♩