札幌パブクロール1軒目。短い札幌滞在の中、市内中心部のビアバーを効率的に回ろうと、まずは14時からやってる「古本とビール アダノンキ」へ行ってきました。場所はハンズの2つ隣。わたしは市電側ではなく1本南側の裏通りから入りました。ビルはこんな感じ。
この雑居ビルも古いなぁ。雑居ビルでいろんな店舗が入っています。1階にはスープカレーのドミニカも。これも何度も来たことがあるお店です。
アダノンキさんは2階にありまして、入り口には手書きの黒板が掲げてあります。
とてもユニークなお店のアダノンキさん、古本とクラフトビールを販売しています。こんな組み合わせ、そうそう見かけないのでは?
さて、ビールを飲みます。本日のタップリストはこちら。ドラフトビールは2種のようですね。
わたしは1杯目にひでじの春柚子エールをサイズ小(650円)でお願いしました。ひでじの春柚子、軽くて飲み易い。ちょっと苦味もあるけど、皮も果実も全て使ってるといので、たぶん皮の苦味なのかな。
このアダノンキさん、カウンター席の他にテーブル席もあります。わたしのような一人飲みの時は、店員さんとぽつりぽつりお話しできるカウンターがよござんす。で、店員さんとお話しして教えてもらったのですが、この日は札幌にスイスのブルワリー・BFM(Brasserie des Franches-Montagnes)の社長が来ることになっているとの情報をGET。早めの時間にアダノンキにも来ることになっている、とか。こちらのブルワリー、初めて見ました。
そんなこんなでひでじが空いたので、2つ目のドラフトビールをオーダーしました。伊勢角屋麦酒のインペリアルレッドエールをサイズ小で。これも650円。このインペリアルレッドエールはとにかく苦みが特徴的。レッドエールって個人的に苦手なんですけれど、ここまでホップの苦みが強いと飲めなくもないな~と思いました。IBU85ですって。
ちなみに、このインペリアルレッドエールの左側のフライヤーですが。札幌では2013年から始まったクラフトビアフォレストというビールイベントのものです。盤渓という、札幌市の南区から西区に抜ける峠のあたりに会場があって、交通の便は悪いのですが、その代わり本気でビール好きな人たちが集まるから楽しい!と悪友Yから情報を頂いております。行きたいけど、今年は沖縄移住になっちゃったし、いつか行けるように頑張ろう...
なーんて考えてたら、BFMの社長さんがアダノンキさんにいらっしゃいました。お土産の瓶ビールをお裾分けいただいたわたし。これはBFMのラ・ボルエットという緑茶入りのスパイスビールで、酸味あり緑茶の苦味もありっていう不思議な感じ。緑茶もスパイスに分類されるのね。
このあと狸小路のカラハナでBFMのイベントがあると伺ったので、夜はわたしもカラハナに向かうことにしました。
アダノンキさんで2杯頂き、結構へろへろになったわたしは帰り際に瓶ビールがたくさんあることに気がつきました。なるほど、アダノンキさんではドラフトの他にもボトルビールがいくつもあるのね。ちなみにBFMのボトルも置いてあるそうです。酸味のあるおもしろいビールは、飲むごとに病みつきになるんだとか。一度お試し有れ。
ということで、昼から飲めるアダノンキさんでビールを頂いてきました。飲みながら、こちらのお店の「アダノンキ」という店名について伺ったわたし。店主さんが画家・田中一村の「アダンの木」が好きで、以前ブログタイトルを「アダンノキ」にしていたそうです。それをお知り合いの方が「アダノンキ」だと勘違いしていたことがきっかけで、店名を「アダノンキ」にしたんだとか。偶然の産物とは言え、いい響きですよね「アダノンキ」って。
終わり。
住所:〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西6丁目 三谷ビル2F
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩