五反田遊楽街の奥深く、清泉女子大学の付近までお散歩してた時のこと。一体、何のお店なのかわからないショップを見かけました。「ダ・カーポ」というお店のようです。
ユーズドCD、LP? 輸入雑貨?? たい焼き??? 謎すぎるけど、入り口には手書きのたい焼きメニューがあったので、たい焼きが食べられるのはガチなのでしょう。
意を決して入店!たい焼きのご注文はこちらです。
カウンターに向かうと、物腰が柔らかそうなおばちゃんが出てきて、メニューを見せてくれました。あんこのたい焼きもあったけど、お食事系のメニューで2つ選ぶことに。
ムムッ!メニュー右下に、「パク玉」ってある!通常の鯛玉は玉子とベーコンと水菜、のようなんですけど、パク玉は水菜がパクチーになっているらしい!ということで、「パク玉(200円)」と「冬の鯛うどん(250円)」をオーダー。あんこ以外は焼き置きしてないそうで、注文の品が焼き上がるまで店内で待つことにしました。
ダ・カ-ポの店中には色んなものがありました。中古CDとか。25年前の大黒麻季姉のアルバム!このアルバムだと「白いグラデーション」とか「恋はメリーゴーランド」あたりが好きです。
それから、エルビスとか。きっと、お店の方の趣味なのでしょう。
他にも、バンTっぽいのに混ざって、ダルビッシュのユニフォームも売ってました。何故!
雑貨に混じって、タイヤキのぬいぐるみもありました。これはお店のシンボルでしょうね。
そうこうしてる間に、おばちゃんから「焼きあがったよー」のお声掛け。「温かい方がいいでしょ?1つ食べたらもう1つ出すよ」というお心遣い。優しい~!ということで、まずはパク玉を。
生地からパクチーがのぞいてます。「頭からどうぞ」と言われたまま、がぶっと行きました。生地は薄め、ベーコンエッグがたい焼きに入っているような感じで、半熟黄身がとろ~んとしてます。パクチーが効いてて、おいしい!食べてたらおばちゃんが「いつもあるわけじゃないのよ。私がパクチー食べたくなったら買ってきて、半分は自分用、残り半分はお店用にするの」と教えてくれました。レアキャラだったんですね!ラッキー!
あっという間に食べちゃいまして、2つ目の冬の鯛うどんを受け取りました。表面にはクミンが。スパイシー!このたい焼きが何故「うどん」と名付けられているのかというと、西五反田にある「カレーのうどん」が作ったカレーを使っているからだそうです。これも「頭から食べてね」と言われたので、かぶりついたら...
甘い!えっ、カレーなのに?甘い!?と若干パニックに。そう、たい焼きの頭の部分だけカレーとあんこの2層になってるんです。頭を過ぎると胴体は辛くてスパイシーなカレーだけの部分がやってきます。ところどころにチーズがとろけて、ウマい!あっという間に最後の一口になりました。しっぽを口に入れると、酸っぱい!梅が仕込まれています。おいしく楽しいたい焼きでした。
おいしく食べて、楽しく完食。面白いたい焼き屋さんだなぁ。ダ・カーポのおばちゃんとお話しててわかったことをいくつか記録しておきます。
- 営業時間は朝11時~夜8時まで。
- 但し夜7時くらいには生地がなくなって売り切れる。
- 電話して取り置きも可能。1つからOK。
- 土曜日はやってるけど、日祝月はお休み。
- おばちゃんはお話し好き。いい人。
- スタンプカードがあって、たい焼き30こ食べたら1つもらえる仕組み。
スタンプカードをもらったので、また食べに行かねば。
ということで、五反田の「ダ・カーポ」のたい焼きを食べてきました。ペロリと食べてしまったけど、あのサイズだったら3つは軽いなぁ。今度はカレーのみ食べようか、いやいや限定メニューも捨てがたいぞ、なんて思いながらお店をあとにしました。偶然入ったにしては、とても素敵ないいお店でとっても嬉しいです。ご馳走さまでした!
終わり。
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目3-10
(*・ω・)つ 五反田食べ飲み歩き情報もどうぞー♩