八重瀬にあるアグリハウスこちんだを訪れたのに、すっかり更新漏れしていました。アグリハウスこちんだは沖縄本島南部の農産物を販売する直売所で、野菜や果物だけでなく魚や卵なども販売しています。JAのファーマーズマーケットに似ていますが、もっと地域色が強い印象を受けました。ほとんど観光客ナイズされておらず、地元密着型の直売所です。というか、沖縄移住して5年で初めて知ったことからも、その認識は間違えていないと思います。
今回こちらを訪れたのは、アグリハウスこちんだ内にある「たまごめし」で食事をするため。このお店は諸見里ポートリーが経営するお食事処で、アグリハウスこちんだの横で採卵した鮮度の高い卵を食べられます。営業時間は9〜14時なので朝ごはん・ブランチ・ランチに使えますね。
メニューはこちら。この時はたまごかけご飯定食290円からとり汁定食とチキンカレー定食の700円まで、8種類用意されていました。一番安いのが290円って沖縄の食堂でも最安値レベルの価格帯!それで卵2個ついてくるっていうのがありがたすぎる。
お店入り口にある券売機で食券を購入したら...
店内奥にある注文受け取り口へ向かいます。客席はカウンター席・テーブル席で、客席数10席にも満たない小さなお店です。ベビーラックも用意があり、子連れ対応もされています。
注文したあとは壁に貼られた腹持ちがいいたまご料理のランキングを見ながら過ごします。
こちらは卵のひみつ。エサで黄身の色が変わるよ〜だとか、冷蔵保存で1ヶ月持つよ〜とか。
お食事はさくっと提供されました。わたしが注文したのは、漬け卵黄ご飯定食(460円)です。丼ご飯、お味噌汁、箸休め2品でこの価格。さらにご飯の大盛りが無料っていうんです。いっぱい食べたい人も満足のボリュームじゃないかな。
醤油漬けされた琉球卵の卵黄が3つ乗っていました。
醤油漬けの卵黄って一時期流行りましたね。作ったことがある人はわかると思いますが、卵黄の水分が適度に抜け、トロトロ状態からまったりもったりな食感に変化します。箸先に乗せて酒をチビチビ飲むのもいいけれど、ご飯のおかずも良いですね。
卵黄が吸った柔らかな塩気だけではご飯が捗らず、卓上調味料で味を濃ゆくします。
漬け黄身を混ぜ込んだご飯にかつおしょうゆを垂らしていただきました。ごはん上に散りばめられたかつお節と海苔の香りも食欲促進に大貢献。
小鉢の玉子料理はたまごめしの脇でパック売りしていた玉子棒ちゃん。ソースとマヨネーズが、どことなくお好み焼きを思い出させます。
ご主人サマーが注文したのは、名古屋コーチン卵のたまごかけご飯定食(390円)です。名古屋コーチン卵が2つもいただけます。名古屋コーチンではないノーマル卵のたまごかけご飯は290円です。食べ比べもしてみたいな〜。
こちらはチキンカレー定食(700円)です。卵アレルギーのお子サマー用にカレーを注文しましたが、辛くて食べられないとのこと。なぬー。大人には辛すぎないカレーですが、こどもには無理だったか... とり汁定食にすれば良かったね。廃鶏を煮込んだチキンカレーはカーチャンとトーチャンのお腹に消えました。
食後はアグリハウスこちんだの直売所で買い物をしたり。
併設された遊具や広場でこどもを遊ばせたり。
ミニ動物園もあって、ポニーやニワトリ、ウサギ、ヤギ、ブタなどもおりました。
無料のミニ動物園があるという点ではうるま市のミニミニ動物園と同じようなジャンルになるのでしょうか。ミニミニ動物園も卵推しだったし、沖縄って動物飼育施設を併設したショップが多いのかなぁ。他にもあれば教えてください。
ということで、八重瀬にある「アグリハウスこちんだ」でたまごめしを食べてきました。農産物直売所で新鮮な卵を食べられるってありそうでなさそうな点と、低価格でお腹いっぱいになれる点、お味もおいしかったなど、いろいろ満足しています。他のメニューも食べてみたいなぁ。
終わり。
【2019年12月17日追記】
そういえばあのお店どうしてるかなーと思ってTwitter検索したところ、こんなツイートを発見。閉店してしまったようです。2019年5月時点でたまごめしは解体されて普通の売り場になってしまったようです... たまごめし自体は2018年にオープンしたお店だったので1年とちょっとで閉店かぁ。残念だなぁ。
【悲報 その2】
アグリハウスこちんだ内にあった卵かけご飯のお店『たまごめし』さんがブースごと撤去されてた…。好きだったのになぁ…。 pic.twitter.com/b0WFTglB3P
— HxDxBxN〈ヒデボン〉 (@madhidebon) May 23, 2019
住所:〒901-0416 沖縄県島尻郡八重瀬町字宜次578-1
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩