イベント 前島 沖縄本島南部

泡盛初心者のあたしが、泡盛とチョコレートの魅惑的なイベントに参加してみた。

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2017年6月16日に行われた「沖縄のお酒とチョコレートの、深くて魅惑的な世界 〜Terminal Social Study Vol.06〜」というイベントに参加して来ました。この泡盛イベントについて書いてみようと思います。結論、めっちゃ楽しかった!

泡盛が苦手な私が、泡盛の勉強をしに行ってみた。

泡盛が苦手な理由と、最近思っていたこと。

沖縄に移住して4年目でありながら、泡盛については「飲み放題で出てくる、安くて二日酔いするお酒」という認識です。初めての沖縄旅行で泡盛を飲んでガッツリ二日酔いになった苦い経験があります。それ以降、泡盛怖いと苦手意識を持っています。(今考えると、菊之露ブラウン720mlを2人で空けて、ケロッとしてる方がおかしいわ...)

でも「せっかく沖縄に住んでいるのに、沖縄のお酒・泡盛を全然理解していない」「これってなんだか勿体無い気がする」「そろそろ泡盛と仲直りできるのでは?」とぼんやり考えていました。それがこの半年ほどのこと。その後、泡盛に触れるチャンスがあればいいなぁと思っていたら、なんと泡盛イベントの情報が流れて来たのです!

今回参加したイベントの内容。

今回参加したイベント概要を書き残しておきます。

TERMINAL SOCIAL STUDY Vol.06『沖縄のお酒とチョコレートの、深くて魅惑的な世界』

ゲスト:「泡盛倉庫」店主・比嘉康二さん
    「Timeless chocolate」オーナー・林正幸さん
ファシリテーター:利酒師・沼田まどかさん
日時:2017年6月16日(金)19時開場、19時半開演
場所:Okinawa creative space Terminal
費用:2000円(泡盛とチョコレートの試食付き)

泡盛倉庫は、会員制の泡盛専門バー。普通に飲みに行くことはできません。タイムレスチョコレートも行ってみたいと思いつつ、なかなか行けないお店です。この気になっている2店がゲストで、勉強もできて、参加費が2000円だなんて!これは絶対行かなきゃダメなイベントだ!

苦手意識を払拭すべく、いざ会場へ。

ということで、ご主人サマーに子守をバトンタッチしてもらい、イベント会場へ向かいました。平日の夜の前島あたりなんて、久しぶり。イベントが開催されたのはOkinawa creative space Terminalという、沖縄の編集者、ライター、デザイナー、フォトグラファーなどクリエイターが集まるシェアスペースです。今回初めて訪れました。

イベント会場となった、那覇・前島のクリエイティブスペースTERMINAL(ターミナル)。

会場の入り口には、イベントの張り紙が。

イベントのフライヤー

受付を済ませ、中に入ると既に参加者たちが和気藹々としていました。イベント開始時間の15分前には到着していたのですが、若干出遅れた感。一人参加で泡盛のことなどわからないコミュ障のあたしは、いつも以上に気後れしていました。

TERMINAL(ターミナル)内部

そんな気分を晴らすように、オッパキンパの韓国海苔巻きが振る舞われます。食事がついてくるなんて、とてもありがたい!このあと泡盛を飲むことになるので、空腹は避けておきたかったのです。

イベント直前に配布された、オッパキンパの海苔巻き。

そして、1人1つずつ、とても小さなお猪口が配られました。指先にちょこんと乗る程度の、今まで見たことがないサイズのお猪口です。直径3cmあるかなぁ。どうやらこれで泡盛をいただくみたい。

泡盛は、指先にちょこんと乗る小さめサイズのお猪口で飲むそうだ。

登壇者3名の紹介。

不慣れな場、不慣れな泡盛にオロオロしている間に、イベント開始時刻。登壇者の3名がやってきました。左からゲストのTimelessChocolate代表の林さん、泡盛倉庫店長の比嘉さん、そしてファシリテーター役の利酒師の沼田さんです。

TimelessChocolate代表の林さん、泡盛倉庫店長の比嘉さん、ファシリテーターとして利酒師の沼田さんが登壇。

お三方とも軽く自己紹介がありましたが、この日はPCを持ち込んでいなかったのでメモを残せておりません。つきましてはゲスト2名のプロフィールを、FBイベントページから抜粋させていただきます。

ゲスト:TimelessChocolate代表の林さん

1984年横浜生まれ。幼少の頃から多国籍な音楽やアーティストなどの文化に影響を受け育つ。サンフランシスコでコーヒーの本質を知り、エスプレッソの本場メルボルンでバリスタのライセンスを取得。島ごとに異なる味わいを持つ沖縄のサトウキビに魅了され、カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して行う「Bean to Bar」をメインとしたFactory+Cafe『TIMELESS CHOCOLATE』をオープンさせる。

TimelessChocolate代表の林さん。ご自身の経験を語る姿に、熱意を感じた。

ゲスト:泡盛倉庫店長の比嘉さん

沖縄県宜野座村出身。国際通りの泡盛専門店で働いたことをきっかけに泡盛の世界に興味を持つ。2009年から会員制BAR泡盛倉庫の店長に就任。沖縄県酒造組合主催の利き酒会では2年連続全問正解での金賞受賞。2014年からは伊勢丹新宿店の沖縄物産展にて泡盛BARを展開。酔うだけではもったいない、日本人の誇りにも繋がってゆく泡盛文化の魅力を伝えるために日々奔走中。

泡盛倉庫店長の比嘉さんはスピード感のあす話し口調。情報量が多く、泡盛初心者は必死についていく。

イベントの様子(振る舞われたチョコと泡盛も)。

このイベントは、泡盛の魅力ってなんだろう?という視点を元に、泡盛+チョコレート=思いがけず絶妙な組み合わせという切り口で、お話が進んで行きました。

まずはTimelessChocolateの林さんから、ご自身の経験とチョコレートに関するお話がありました。林さん、発する言葉の裏に情熱を感じられます。何かの話のタイミングで、「カカオって知ってますか?」という前振りがあり、その後試食でいただいたのがこちら。ガーナのカカオだそうです。見た目は完全にアーモンド。

ガーナのカカオを試食した。

カカオをかじってみると、ナッツのような、梅干しの天神のような、そういう食感です。香りはまんまチョコレート、味はビターなナッツです。

ガーナのカカオは、香りはチョコレート、食感はナッツ。

TimelessChocolateで使う原材料にはこだわりを持っているそうで、沖縄の黒糖も納得のいくものを探し抜いたとのこと。それがこちらの純黒糖。生の黒糖なんて初めて食べたので、ちょいと衝撃でした。柔らかな甘みと優しい香りで、甘さが喉につっかえず、とてもおいしくいただけます。

純黒糖を試食した。固まっておらず、生の黒糖。うまい。

泡盛倉庫の比嘉さんの語りも止まりません。比嘉さんは伝えたいことがとめどなく溢れ出す話し口調で、きっとお店でも同じようにお客さんにプレゼンしているんだろうなぁと思いました。情報量が多く、あっという間に時間が経っています。トーク中、慣れた手つきで泡盛をカラカラに移し変えて行く所作が、なんとも言えません。

語りを止めないまま、泡盛をカラカラに注ぐ比嘉さん。

客席を回りながら、各人の小さなお猪口に泡盛を注ぐ比嘉さん。この間も泡盛トークが続いています。

客席をまわりながら、泡盛を注いで行く比嘉さん。

「こんなに小さなお猪口なのに、こんなに離して注がなくてもいいじゃないか」とか「こぼれちゃうじゃない」等と思ったのですが、比嘉さんはそんなミスなどせずに注いで回っています。

高い位置から細く注ぐことで、表面に泡を盛ることができるんだって。ちなみに泡盛の語源は、この「泡を盛る」からきているんだとか。全然知らなかったし、めっちゃ勉強になる!それと、ストレートでちびちび飲むのが正式な飲み方だそうです。えーっ、水割りじゃないんだ!

高いところから注ぐと、水面に泡が盛る。だから泡盛。

泡盛でいい気分になった頃、TimelessChocolateのチョコレートがまた配布されました。

チョコレートがまた配布された。

先ほど試食した純黒糖を包み込んだトリュフです。このトリュフと泡盛、異端な組み合わせだと思っていたら、とっても相性がいい!蒸留酒の泡盛は糖質がないため、糖質との相性が良いんだそうです。更に、加水してない泡盛100%の状態だと、チョコレートとの相性がよいとのこと。自分では絶対に試さない組み合わせですが、確かにこれはおいしかったなぁ。

純黒糖を包み込んだトリュフ。

その後、TimelessChocolateのチョコレートとカカオ、それぞれ4種類ずつを試食させていただきました。カカオの原産国によって味が異なるのも面白いですね。泡盛とのマリアージュ、しっかり楽しみました。

泡盛とチョコレートの組み合わせ、これが妙にウマいのだ。

林さんも比嘉さんも、非常に情熱を持ってお話しされているので、気が付いたら話がどんどん広がっていきます。そこをファシリテーターの沼田さんが回収していくという一連の流れでイベントが回って行きました。

チョコレートと泡盛のお話はまだまだ続く。

最後に参加者からの質問タイム。比嘉さんがTimelessChocolateに出会うきっかけや、感動した泡盛、今年50年古酒の販売がある蔵元のお話、泡盛とお肉・スイーツとの食べ合わせ、泡盛にカカオを漬けたらどうなる?など、様々な情報を吸収しました。中でも、泡盛の副産物がもろみ酢であること、そのもろみ酢で泡盛を割ると糖と酸を補うことができる、という話が印象的でした。

参加者からの質問に答える。

終了後は、出張営業を楽しむ。

イベント終了後、会場内でTimelessChocolateと泡盛倉庫の出張営業がありました。

出張・TimelessChocolate

北谷まで行かずにTimelessChocolateのチョコレートが買えちゃうなんて。この日いただいた純黒糖を包んだトリュフもあったし、カカオも販売されていました。このカカオ、チョコレートにするだけじゃなく、生ハムと合わせて食べてもウマいんだそうです。林さんは砕いてサラダにかけて食べたりもしているとのことでした。

TimelessChocolateの試食コーナー。

出張・泡盛倉庫

こちらは泡盛倉庫。いくつかの泡盛とサングリアが、それぞれ1杯500円で販売されていました。

イベント後は出張泡盛倉庫が開店。

この日振る舞われていた忠孝のGOLD PREMIUM(30度)も。このGOLD PREMIUM(30度)、1000円程度の価格でおいしいと、泡盛通の方にも好評なのだそうです。確かにとても飲みやすかったなぁ。覚えておきたい銘柄です。

このイベントで試飲に使った泡盛は、忠孝GOLD PREMIUM(30度)。安くて飲みやすいブレンド泡盛。

あたしは泡盛サングリアをいただきました。季節のフルーツの他、赤の発色をよくするためにイチゴも入れているそうです。確かに泡盛感は薄れ、とても飲みやすかったです。これを飲んでだいぶ酔いが回ったけれど、普段の生活では飲めないお酒なのでOKとしましょう。

泡盛サングリア(500円)をいただいてみた。

イベントに参加したまとめ。

ということで、泡盛のイベント「沖縄のお酒とチョコレートの、深くて魅惑的な世界 〜Terminal Social Study Vol.06〜」に参加してきました。TimelessChocolateも泡盛倉庫も気になっていたお店なので、まずはどちらにも少し近付けたことが嬉しいです。そして泡盛を克服すること、これについても苦手意識がだいぶ薄れました。チョコと泡盛というとっかかりがよかったこと、そして泡盛倉庫の比嘉さんのプレゼンに、すっかりハードルを引き下げてもらいました。ありがたい!

600年の歴史を持ち、日本で最古の蒸留酒と言われている泡盛。沖縄に住む者として、時間が許す限りもっと学びたくなりました。偶然か必然か、今年は泡盛づいた年になりそうです。
終わり。

住所:〒900-0016 沖縄県那覇市前島2丁目11−9 アベニューまえじま1F

沖縄県那覇市前島2丁目11−9

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