2016年10月14日、沖縄に1軒のラーメン店がオープンしました。北海道旭川で生まれたラーメンチェーン「らーめん山頭火」です。札幌在住時に何度となく食べた山頭火。旭川本店まで食べに来行った思い出もあります。あの山頭火が沖縄に上陸する日がくるとは。というか、調べてみたら海外進出もしてたんですねぇ。凄いや!
わたしが食べに行ったのはオープン2日目の18時頃。待ちはありませんでしたが、店内は9割埋まっていました。お店を出ると長蛇の列だったので、ちょうどいいタイミングで食べに行ったと思います。店内にはカウンター席とテーブル席、窓側とお店の奥には掘りごたつの小上がりがありました。お子様連れて食べに来てるご家族連れには、小上がりは嬉しいかも。
さあ、久しぶりの山頭火。さっそくメニューをチェックです。札幌時代に食べたあの味を、沖縄でも再現してくれるのでしょうか。注文するラーメンを決めようとじーっくりメニューを見ていると...
あれっ、次のページにもメニューが続いてます。ラーメンじゃなくて、つけ麺、混ぜ麺。さらには丼物やら、軍艦巻きまで。えーっ、いつの間に山頭火ったらこんなお店に!ちなみに、この日は最初のメニュー以外はオーダーできませんでした。グランドオープンしたてということで、ご飯物もなし。
まだまだメニューは続いてました。わたしの知ってる山頭火には1品料理なんかなかったよ!コールスローサラダにゴーヤーチャンプルー、ポテサラならぬじゃがいもサラダ、ザンギ、ホッケフライ、餃子、デザート... なんだか幅を広げてるなぁ、これもまたインバウンド狙いなのかな、なんて思っちゃったり。
那覇の山頭火はキッチンも広々。キッチン内の店員さんも5〜6人くらいはいたような。
オーダー後、待つこと10分ほど。久し振りの山頭火は、小梅が乗ったしおらーめん(普通盛り850円)と半熟味たまご(100円)を注文しました。ラーメンは普通盛り以外にちび盛り(-100円)と大盛り(+100円)があります。食べる量に合わせて選びましょう。ああ、このビジュアルったら懐かしい。撮影してると表面の油に膜が張るので、慌てていただきます。
スープは優しい豚骨。一見、味噌のようにも見えるけれど、これが山頭火の塩です。豚骨臭はほぼなく、味もまろやか。ああ、確かに山頭火ってこんな感じだったなぁ。最初に食べたのは札幌の南3条店。何度も通い、その後旭川の本店まで食べに行きました。当時は醤油派だったなぁ。そんなことを思い出しながらスープをすすります。
麺はゆるい縮れ。少し柔らかめの茹で加減でした。もう少し固めが好みだな。もしかすると撮影に手間取ったからかも。これは次回食べた時に改めて判断したいと思います。丼が小ぶりなので麺も少ないかな〜なんて思ったけれど、ボリュームはしっかりありました。小食の方はちび盛りで良さそう。
しおらーめんのトッピングはチャーシュー2枚、メンマ、キクラゲ、なると、ネギ、小梅。初めて見た時は「ラーメンに小梅?」と衝撃を受けましたが、今となってはこれがないと落ち着かない。メンマのコリコリシャキシャキ食感が気に入りました。うまい。
こちらは柔らかいチャーシュー。スープの味が優しい分、チャーシューが濃い味でバランスが取れてます。体に悪そうだけど、この三枚肉の脂身がウマいんです。チャーシュー麺も食べたいなぁ。
こちらの半熟味たまごも味濃いめでした。別盛りなのでそのまま食べたり、スープに沈めたり。玉子の切り方が気になりました。糸でさくっとカットすれば形が崩れないような気もしますが、ま、これもきっとそのうち慣れるでしょう。
ということで、那覇・安謝にオープンした「らーめん山頭火」に行ってきました。お店の場所は安謝のマックスバリュ敷地内です。以前まで回転寿司が入っていた店舗を改装して山頭火になりました。お店はラーメン店西ては大箱ですが、駐車場も広く、近所のご家族連れやインバウンド客も立ち寄る場所なので、流行るといいですね。
オープン直後ということでオペレーションもたどたどしい面はあったし、お客さんもいろいろでした。酔っ払い風のおじいに絡まれる店員さんもいたりして、あれはちょっと可哀想だったなぁ。そのうち客層も落ち着いてくるでしょうから、その頃また再訪問したいと思います。
終わり。
-
沖縄ラーメンまとめはこちら
実際に食べ歩いた、おいしい沖縄ラーメン情報をもっとみる!
住所:〒900-0003 沖縄県那覇市安謝664-22