函館駅前にある「喫茶とお食事 さふらん」へ行ってきました。さふらんも高校時代から来てみたかったお店の1つです。高校生時代、わたしの周りの女子たちはスイーツに目がなく、当時このお店も「さふらんのパフェはヤバい!」と話題になっていたのです。なんせ、「理科室にある丸底フラスコみたいな形のパフェがある」っていうんです。えっ、なにそのフラスコって!食べてみたい!
さふらんは電車通り沿いにありますが、お店は路面店ではなく建物2階にあります。どんな雰囲気なのか全くわからないけれど、いざ突撃!
お店に入ると、そこには昭和な喫茶店がありました。テーブル席がメインで、キッチン沿いにカウンター席もあります。が、よっぽど常連さんじゃないと座りにくい雰囲気と距離感です。わたしは窓際のテーブル席に入りました。店内は全面喫煙可なようです。
こちらがさふらんのメニュー表。「どれにすべ」って表現、いいわ〜。函館弁サイコーです。お食事系のメニューはハンバーグやお肉系、カレー、揚げ物、オムライス、パスタにやきそば、色々あります。喫茶店のナポリタンが好きなので、66番のはこだて風ナポリタンが気になりました。
別麺のどれにすべは、ドリンクとデザート、パン系が並んでいます。お酒も少しあるんですね。ビールにチューハイ、ウイスキー。でも今日はパフェを食べに来たのです。そう、20年も憧れ続けているあの丸底フラスコ的なパフェを!しかし、メニュー表の写真には丸底フラスコはないですし、デザートの名前を見ても函館山(チョコパフェ)だとか、ママ大好き(カルーアコーヒーパフェ)だとか、なまらでっかいパフェ(チョコorストロベリー)だとか、よくわからんのです。丸底フラスコパフェはいったいどれなの...
一か八か、「カロリーを気にしない貴方に!」と書かれた100万$の夜景(900円)を注文してみました。5分と経たずにやってきたのが、こちら。キター!丸底フラスコォォォ!!上からてんこ盛りの生クリーム、フルーツ、いちごソース、バニラアイス、甘くないコーヒーゼリー、いちごソースとフルーツ、丸底部分はだっぱりバニラアイス。めっちゃハイカロリー!
当時の女子高生仲間が「理科室にある丸底フラスコみたいな形のパフェ」と言っていたのは、この100万$の夜景に間違いありません。この丸底に詰められたアイスは、安いラクトアイスだと思います。でも、これがいい。昭和な味が、お店の雰囲気と合うのです。懐かしさを感じる昔ながらのパフェって、たまに食べたくなるんだなぁ。
それにしても、やたらデカいんです。iPhone6sと比べるとサイズ感がよくわかるでしょう。お店のおっちゃんが持って来てくれた時に、つい「でかっ!」と言ってしまうほどの、それはそれはでっかいパフェでした。スイカまでぶっ刺さってます。なんというか、パワフル。そう、さふらんのパフェはパワフルなんです!
トップに乗せられたフルーツはスイカ、りんご、パイナップル、バナナ、オレンジ。来店したのが8月だったので、スイカが乗っているんだと思います。きっと季節に合わせたフルーツがトッピングされるんだろうな。バナナと生クリームの組み合わせ、久しぶりに食べたけど、改めて最高だわ。
でっかいパフェを一気に食べ終え、一息ついてからお店を後にしました。さふらんには平日限定のランチタイムサービスもあるようです。通常メニューよりさらに手軽なランチ価格、私の目には魅力的に見えました。ふっくらメンチカツ、食べてみたい!次回はランチに挑戦だなぁ。
ということで、函館駅からすぐの「さふらん」で丸底フラスコパフェを食べてきました。この日、お店の方は2名いて、お二人とも函館弁丸出しのおじさんでした。この浜言葉がやたらと懐かしくて、めっちゃお話してみたかったのですが、人見知りのわたしは勇気が出せず、そのまま支払いを済ませてお店を出ました。今度いつ行けるかわからないし、お話したい時にするべきだったなぁ。Enjoy the Little thingsなのです。20年越しのパフェは達成できたものの、何事も楽しめるような生き方はまだまだできそうにないなぁ。もし、今度ランチを食べに行けたなら、その時は必ず函館弁のおっちゃんに声をかけてみようっと!
終わり。
住所:〒040-0063 北海道函館市若松町7-17
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩