函館駅からわりとすぐの場所にある、函館ベイ美食倶楽部へ行ってきました。この函館ベイ美食倶楽部は、海鮮丼が食べられる食堂や、塩ラーメンの有名店、ジンギスカン、スープカレーなどの飲食店が集合したお食事どころになっています。今回はこの中の回転寿司屋さん「まるかつ水産」で遅ランチをしてきました。この回転寿司屋さん、名前は知っていましたが初訪問です。
まるかつ水産の入り口はこちらです。15時過ぎに到着しました。
入り口に入ると、受付リストがあります。場所的にも観光客が多いでしょうし、有名なお店なので、曜日と時間によっては相当待つことになると推測。
店内に入ると、回転レーンを取り囲んだカウンター席にはビッシリとお客さんが。平日の15時過ぎという、変なタイミングで食べに来たので、こんなにお客さんがいるとは思わず、驚きました。
おかんとわたし、そしてお子サマーというメンツで食べに来たので、ボックス席に案内されました。子連れだとカウンター席よりもボックス席が落ち着けます。
まるかつ水産のお皿は、125円〜770円まで10種類もあります。にぎりでこんなに価格が分けられている回転寿司は初めてです。10種類もあると、客側としては金額を気にして食べるのも難しいはずです。わたしは早々に皿の色を気にして食べることを諦めました。
さて、まるかつ水産のネタをチェックします。メニュー表があると思いきや、なんとタブレットでオーダーするんです。ハイテク回転寿司!食べたいネタを選択・注文が簡単に行えるんです。いくつか注文して、それが届くまで回転レーンのお寿司を食べて待つことにしました。
まず回転レーンからとったのは、えびマヨ軍艦(175円)とツナマヨ軍艦(125円)。我がおかんはお魚の刺身を食べるのが苦手のため、軍艦を攻めるようです。わたしも軍艦は好きですが、卵アレルギーの子を抱えている故マヨネーズを避けねばならず、眺めるだけに留めます。
こちらは初めて食べる、さばがり巻(175円)という組み合わせ。トロタク的な相性の良さでした。
タブレットで注文したお寿司がやってきました。小樽産ヤリイカ(370円)です。函館はイカ漁が盛んなのですが、ここ数年はイカが獲れなくなっているらしいんです。海外の漁船がダーッとやってきてガーッと獲って行ってしまうことよりも、どうやら海水の温度が上がり、イカ漁場の緯度が上がってしまったと耳にしました。函館っことしては悲しい。
こちらははまち(270円)です。厚切りカットで、口からはばけるネタの大きさににんまり。
こちらは炙り銀ダラ(370円)。この日一番おいしいと思ったネタです。炙られた脂がウマかった。
こちらは北海たこ(220円)だったかな。生ダコだと思ったら火が入っていました。生ダコ食べたい!
こちらはいろんな魚の切り落としが入ってる軍艦(175円)です。サーモンと白身魚の切り落としに、いくらが飾られています。これ、安くてウマいです。また見かけたらリピートします。
そしてくじら汁(400円)がやって来ました。いちばん始めに注文したけれど最後に出て来たので、シメの汁物となりました。くじら汁は、北海道の中でも函館周辺だけの郷土料理だった記憶です。醤油ベースのけんちん汁の中に、くじらの切り身が入っています。
小さな頃、おじいちゃん家で食べたくじら汁が懐かしく、注文しました。当時のくじらは赤っぽく着色された鯨ベーコンだったと思います。まるかつ水産のものとは異なるので、思い描いていた味とは別物。想像していたものより獣臭く、クセがあったなぁ。もう2度と食べられないけれど、おばあちゃんのくじら汁を食べたいです。
さて、食事を終えてお店を後にします。まるかつ水産の店先に、お土産品が並んでいることに気付きました。寿司ソックスとか、ゴッコのぬいぐるみとか、こどもや外国人にウケそうなものが並んでいたなぁ。
この日は車で食べに来ていたのですが、函館ベイ美食倶楽部の駐車場がどこかよくわからず、近くの三井のリパークを利用しました。駐車料金がかかると思ったけれど、マルカツグループと提携しているそうで、1000円以上の利用があれば駐車場が1時間無料になるとのことでした。タダで停められてラッキー!
ということで、函館駅近くにある函館ベイ美食倶楽部内「まるかつ水産」で回転寿司を食べてきました。函館の回転寿司はネタが新鮮&大きくて食べ応えがありますね。近海物が少ないような気がしたけれど、漁場変化の影響ならば致し方ないことかもしれません。思いがけず懐かしいくじら汁も食べられたし、しっかり満喫してお店を後にしました。
終わり。
住所:〒040-0065 北海道函館市豊川町12-10
(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩