沖縄移住ライフハックやODAYを運営しているみなみの家ご家族と一緒に、美ら海水族館へ行ってきました。朝からびっしり遊ばせて、カーチャンがヘトヘトになった頃のが11時過ぎ。どこかで食事しよう、というか、早くお腹を満たして子を寝かしつけねばこちらが倒れる、ということで、美ら海水族館からめっちゃくちゃ近い食堂へ向かいました。それが、本部町の集落奥にある「チャンプルー食堂」です。
チャンプルー食堂はサトウキビ畑に囲まれた場所にあります。この辺りは車一台がやっと通れるような道が続いているのですが、運転下手なので注意深く慎重に車を走らせました。年間400万人近い人が美ら海水族館を訪れていますが、車で2〜3分の場所にこんな沖縄らしい風景が残っているんですねぇ。ざわわ、ざわわ。
チャンプルー食堂に駐車場があるかどうか把握しないままやってきたのですが、建物右側の道路に停めていいとのこと。ただ、ここは縦列駐車専用なので、まずはお店の方に確認しましょう。建物脇の屋根付き駐車場も利用OKだそうです。あとはお店の少し先にも駐車スペースがあるっぽい感じでした。何事も調理場のおばちゃんたちに確認するのが吉!
一軒家を食堂にしているので、客席はおじいちゃんおばあちゃん家に来たような雰囲気です。店内席は4つのテーブルしかありませんが、テラス席も別にあるので、意外と収容人数は多そう。店内は禁煙、テラス席は喫煙可でした。子連れの我らは涼しくてタバコ臭くない店内席で大正解。
こちらがチャンプルー食堂のメニューです。メニュー数は10点ほど。店名のチャンプルー定食は4つです。ポークたまごやみそ汁もあるし、焼きそば、ハンバーグも気になります。この他、壁には季節メニューなのか「ナーベラーあります」という張り紙もありました。ナーベラー=ヘチマです。ナーベラーンブシー(ヘチマの味噌煮)、おいしいですよねぇ。
今回注文したのは、ゴーヤーチャンプルー定食(600円)です。店名もチャンプルー食堂だし、チャンプルー定食といったらコレでしょう。とうふチャンプルーもふーチャンプルーも大好きですが、この日はヘトヘトだったので、ゴーヤーの苦味成分で疲労回復したかった狙いもあります。
チャンプルー食堂のゴーヤーチャンプルーは、ベーコンが使われているのが特徴的。ベーコンの脂と旨味がゴーヤーにも移り、めちゃくちゃウマい!ポーク(スパム)より、豚肉より、ベーコンだなぁ。これはいいものを食べました。家でも試してみよう!
チャンプルーにはコーレーグース。チャンプルーが熱々のうちにサッと軽くかけ、アルコールを飛ばしましょう。味変が楽しめます。かけすぎると辛くて味がわからなくなりますから、サッと2〜3適がベストです。
こちらはお子サマー用に注文した沖縄そば(500円)。思った以上のボリューム!お子サマーひとりでは食べきれないので、半分ほど取り分けたら残りはみなみの家夫婦とシェアして食べました。
チャンプルー食堂の沖縄そばはかなり洗練されています。まず何よりスープがウマい。スッキリ・あっさりのスープはカツオ系の塩味で、どこか塩ラーメンらしさを感じます。これ、近所にあったら毎日食べたい。麺は沖縄本島北部らしくストレートの平麺です。厚めの三枚肉は甘辛く、脂の旨味が今でも思い出されます。ウマいー!
食事もほどほどに、お子サマーは遊びはじめました。大人3人、幼児2名。遊び回るのが楽しいお年頃のお子サマーです。正直、手に余して困っていたのですが...
テラス席にいた地元のおじいがお子サマーを抱きかかえ、チャンプルー食堂のお庭になっているグァバをを見せたり、裸足でお庭を駆け回ったりしてくれました。この間に大人たちはガーッと食事を平らげます。地元のおじい、食事時間を作ってくれてありがとう。おかげで庭先の美しい景色も眺めることができました。伊江島タッチュー、サイコー!
ということで、沖縄本島北部・本部町にある「チャンプルー食堂」へ行ってきました。美ら海水族館と至近距離の割には観光客で埋め尽くされているわけでもなく、地元民が食べに来る穴場食堂といった雰囲気です。今回食べたゴーヤーチャンプルーも沖縄そばもどちらもおいしかったので、ここはアタリの食堂に間違いありません。道幅が狭く車の運転に緊張しますが、また食べに行きたいなぁ。お庭やその先の景色も美しいので、天気の良い日は眺めも楽しみましょう。
終わり。
【2021年1月23日追記】閉店していました。
先日本部町でランチしようと思い、ネットで調べていたところ2019年1月末閉店したという情報を見かけました。マジか〜。とってもおいしい食堂だったのでショック... おばぁたちのごはん、どれも好きでした。ありがとうございました。
住所:〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川392
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩