量り売りの酒屋さんが、2014年3月末、恵比寿にオープンしました。「Liquor Shop NIGHT OWL(リカーショップナイトオウル)」という名前の、有料試飲メインのお店です。場所は、恵比寿一丁目の交差点を目黒川に曲がった通り沿いにあります。クラフトビール、ワイン、日本酒、ウイスキーが量り売りしているとの前情報。
お店の場所は駅から近いんだけど、ビルの場所がちょっとわかりにくいのね。わたしは1回通り過ぎて、折り返して見つける事が出来ました!目的地はてんや左側のビルなのですが、お店は建物1階の奥の奥にあるので、最初はちょっと探しちゃうかも。
このお店は、立ち飲みスタイルの5坪ほどの広さ。なんといっても量り売りのお店なので、ビールやワインなんかのお酒は有料テイスティング扱いとなります。がっつり飲むというよりも、さっくり飲んでお気に入りがあればグラウラーで買って帰る感じ。わたしは店内でビールを有料試飲させてもらいます!
お店の方にオススメを伺って、1杯目は六甲ビールのIGAにしました。有料試飲は1杯500円。ちなみに料金はオーダー時に支払います。キャッシュオンです。
店員さんに撮影許可をいただきまして...
ワイングラスでいただきます!六甲ビールのIGAはクラフトビアマーケット神保町店とのコラボビールで、通常で回っていないそうです。が、このナイトオウルさんはリカーショップなわけですから、仕入れる事に成功したんですって。六甲ビールって今まで接点が無かったけれど、このIGAはとても華やかなホップの香りと苦みがあっていいビール!でもきっとこの記事がアップする頃には売り切れてると思います。なんせ限定品ですからね~。
このお店では火を使ったおつまみは用意できないんですって。酒屋ですからね、業態としては。なもんで店頭には調理不要な、だけど物珍しいおつまみやお菓子などが並んでいます。
お店の方のご好意でいくつか試食させていただきました。うまかった!
ナイトオウルの店内では、グラウラーが売られていました。いままで日本酒や焼酎、梅酒の量り売りは見た事があるんだよな~。でもビールのグラウラー売りって、まだ日本国内じゃ浸透していないから、そこに着目したっていう点でも面白いお店だな~とわたしは思いました。お店オリジナルグラウラーが欲しくて30分くらい悩んだけど、今後の展開を考えると径が合わないかもしれん・・・ということで泣く泣く断念。
その他、STONEやHereticのグラウラーなんかもありました。価格もそんなに高くないんじゃないかしら?
そして2杯目。着実に飲んでいます。StoneのSublimely Self-Righteous Ale、これも500円。ここのビールが好きすぎて、タップリストにあったらどこでも飲んでる気がする。
お店の方とお話させてもらいまして。某茶坊主さんの話や、恵比寿界隈のビアバーのこと、お店を開く前はどんなことをしていたか、わたしが五反田勤務だとかグラウラー買えない理由だとか、いろいろと。
そんな流れで店員さんおすすめのプランクを。でも六甲ビールもSTONEもグラッシーなビールなので、そこでドイツビールですか?!と思ったら「お水をどうぞ」と・・・
なんですか、このお洒落なサーバーは!本来ならばアブサンを入れる容器のようですが、可愛いので、あえてお水を入れているみたい。このセンス!お洒落すぎる!このお店、ただの酒屋ではないな。
気を取り直してプランク エクスポートデュンケルを。
ドイツビールってちょっと苦手意識がありますが、このビールはモルトっぽさがなくスキッとした味わいでした。ドイツから日本に来るまでしっかり冷蔵しながら運んでいるため、長距離輸送にも負けず、状態が安定しているんだそうです。横浜のPIVO屋さんでいただくピルスナーウルケルもそうだったけど、ビールが痛むことなく持ってくるって味に直結するから重要だよなぁ。ちなみにこのビール、コバツトレーディングが輸入してるんですって。あんまりコバツさんのところのビールは飲んだ事が無かったりするんですが、またどこかで出会いたいです。
ということで有料試飲で3杯いただきました。タップリストはその時々で変更があると思いますので、FacebookページやTwitterをチェックしてみてくださいね。ワインも近々販売開始になる予定だとのことでしたし、日本酒もあるし、果ては日本茶まで取り扱っていましたので、いろんな目的でお邪魔する事が出来そうです。
グラウラーがなくても、エコボトルとか持ってけばビール詰めてくれるんだろうか!?今度試してみたいと思います。
終わり。
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目8-3-103
(*・ω・)つ 東京食べ歩き情報もどうぞー♩