タイにはバス、タクシー、バイクタクシー、BTS、MRTなどの交通手段がありますが、今回の旅では水上バスに乗ってみました。10数年前に歴史か地理の授業で習ったチャオプラヤー川を走る「チャオプラヤーエクスプレス」です。
まずはBTSのサパーンタクシン駅へ。この付近、2015年8月のバンコク連続爆発テロの2回目の爆発物が投げ込まれた場所だったんですね...
水上バス乗り場のサトーン船着場を探しつつ、駅にあった地図に従いサパーンタクシン駅の2番出口から出て進みます。すると、こち亀の両さん風眉毛を書かれた野良犬がいました(写真では見切れちゃってるけど)。他の野良犬にも眉毛が書かれてたんですが、あれはなんでしょうねー。
もう少し進むと、チャオプラヤーエクスプレスのサトーン船着場が見えてきました。
事前に調査してくれていたご主人サマーによると一人15Bくらいじゃないか、とのことだったんですが、40B(150円くらい)かかりました。この差の違いは何だったのか、タイ語が話せないので定かではありません。後から調べたところ、どうやら乗る船によって価格が異なる模様。
乗船すると出発直前だったようで、結構座席が埋まっていました。観光客はアメリカ、中国、インドが中心なのかなぁ。日本人はあまりいないように思いました。
このチャオプラヤーエクスプレスに乗って、サトーン船着場の9つ先にあるター・チャーン船着場へ移動します。
チャオプラヤー川は濁っています。この濁りこそが恵みとなり、肥沃な大地をもたらすのでしょうか。沖縄の海に慣れてしまうと、入りたくはないかな... 入ってる人はいなかったけど、魚が飛び跳ねていたし、釣って食べたりもしてるんだろうか。
いざ出港です。雨季二入ったばかりのタイですが、この日はかんかん照り。船頭の座れるスペースは日当たりが良すぎて日焼けしそうだったので、わたしは日陰になっている座席に座りました。
乗船券を切る係りの人が回ってきました。ジャラジャラと小銭の音を立てて乗船券を見せるよう促します。チケットの確認なんて、意外としっかりしてるもんですね。
船の中の座席に座っていると、全然風が入ってこないんですよねー。おかげで首回りがめちゃくちゃ汗だくになってしまって。船頭へ移動しました。風が心地よい!
チャオプラヤー川はいろんな船が走っています。この川がバンコクの中心を走っていることもあり、交通手段として使われていることがよくわかりました。
船の中からエッフェル塔のようなものが見えてきました。これは10B硬化にも下帰れているワットアルンという寺院で、この時は補修作業をしているようでした。
船の中には観光ガイドのおばちゃんがいて、おそらくチャオプラヤー川沿いに見える寺院などを説明してくれていると思うんですが、タイ訛りの英語で、さらに話すスピードがペラペラペラと早いので、ガイドを聞くことは早々に諦めました...
そんな感じで30分も乗ったかな。どこで降りるのかわからない(駅名を案内してくれても聞き取れない)ので、Googleマップを見ながら「ここじゃない?」「次じゃない?」と言っている間に、乗船客の多くがぞろぞろと降りる船着場に到着。降りてからわかったんですが、1つ先のマハラジまで来ちゃってました!あららら??
後からわかったんですが、どうやらこの船は青い側の船で、各停ではなく快速くらいの感じで走る水上バスだったようです。チケット売り場のおばちゃんには「ター・チャーン」と伝えたつもりだったのですが、もしかしたら青旗の水上バスが停まる1つ手前の「ター・ティアン」に聞こえちゃったのかもなぁ。それであの船に乗れっていうジェスチャーをされたのかも。まあ、目的地のワット・プラ・ケオには歩いて行ける距離感だったので、無問題。
ということで、タイのチャオプラヤー川を走る水上バス「チャオプラヤーエクスプレス」で移動してみました。川は結構波がありそうに見えたけど、船自体の揺れはあまり感じず、跳ねることもなかったので船酔いしませんでした。時々、船底から「ガコン!」と何かにぶつかる音が聞こえて、沈んだらどうしよう...程度にはアドベンチャー感があったかな。それと、この川と密着して生きているタイの人々の生活感が垣間見れたことが衝撃でした。
教科書の中の世界でしかなかったチャオプラヤー川。人生で一度も見ることがないだろうと思っていたのですが、こういう機会が得られたのも、ご主人サマーのおかげだなーなんて思いました。
終わり。
住所:Yan Nawa, Sathon, Bangkok, 10120
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