那覇市久茂地「いちぎん食堂」ボリューミーな沖縄家庭料理が深夜まで食べられる!

2015年12月15日

いちぎん食堂,那覇,久茂地,定食,グルメ,ランチ

那覇市久茂地にある有名店「いちぎん食堂」へ行ってきました。店名の通り、一銀通り沿いにあって、会社からのアクセスも良いのですが、いつでも行けるから...と今までなかなか食べに入らなかったお店です。24時間営業でしたが、慢性的な人手不足のため現在は25時閉店となっています。

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那覇市久茂地の「いちぎん食堂」へ行ってきた!

どこにあるの?駐車場は?

いちぎん食堂は那覇の中心地にあります。国道58号線と国際通りを結ぶいちぎん通り沿いにある食堂です。夕方以降になると定食をアテにビールを飲んでいるおじいがいます。久茂地の飲屋街にあるし、飲屋街の松山からも食べに行きやすいので、夜中にはステーキを食べているお客さんが多い気がします。駐車場はありませんが近くにコインパーキングがあるのでそちらを利用しましょう。

店内の様子

いちぎん食堂の店内へ入ると、カウンター席とテーブル席がありました。店内は広々!お客さんがいっぱい入れそうですが、注文を捌く厨房もだいぶ広そうです。大量の注文をさばいているんだろうなぁ。

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メニューをチェック

いちぎん食堂にはいると、まずは券売機に向かうよう案内を受けます。ここで食券を購入してオーダーするみたい。メニューがいろいろありすぎて、迷ってしまう!なんせ券売機のボタンは63個もあるのです。

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券売機のボタンが多いだけではありません。1つのボタンに2つのメニューが書かれていたりして、もう何がなんだか。ちょっとしたカオス!困った時はチャンプルーに逃げるが勝ち。いつもの必勝パターンでゴーヤーをチョイスしました。が、ゴーヤーチャンプルー(530円)とゴーヤー定食(680円)があって悩む...

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余談になりますが、短期間でどんどん定食料金が上がっていってるように思います。このメニュー写真を撮影したのは2015年のことなので、値段を見比べて驚いているところ。近々改めて撮影してこなきゃ。

実食!グルメレポート

ゴーヤー定食

この時、お給料日後だったこともあって、ゴーヤー定食(680円、2015年11月時点)を頼んでみました。5分と経たずにやってきた定食がこちら。見るからにめっちゃボリューム満点です。おかずがいっぱい!

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いちぎん食堂のゴーヤーチャンプルーは、お腹いっぱいゴーヤーを食べたい時にうってつけの大盛り具合。島豆腐もしっかり炒められて、かなり形が崩れています。この感じ、めちゃくちゃおいしそう!ゴーヤーも島豆腐も火の通りが絶妙で、ポークの塩気と旨味が全体に行き渡っていました。これはごはんが進むおかずだ!

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途中で、コーレーグスをかけて味を変えてみたり。熱々のチャンプルーにはコーレーグスがよく合います。

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ゴーヤー定食には、お刺身もついてきます。この日はマグロでした。魚の説明はなかったけど、この色味はトンボ(ビンチョウ)マグロかな。ニンニクや生姜を乗せるとより旨味が増して良さそうなお魚でした。冷凍感がないので、悪くなかったです。

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そして沖縄といえば、ポーク玉子。おにぎりの具にもなっちゃうこの組み合わせ、いちぎん食堂の定食にも付いてきます。積極的に野菜を食べたい派としては、後ろの千切りキャベツも嬉しいですね。

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みそ汁定食

最近、やっと沖縄も冬らしい気温になりました。寒くなったからでしょうか、無性にあったか~い食べ物が恋しくなって... そこで注文したのがこちら、みそ汁定食(630円、2015年11月時点)です。

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沖縄には、みそ汁が主役の定食があります。東京時代には豚汁定食は見たことがあったけど、沖縄では豚汁ではなくみそ汁。しかも沖縄らしさが出まくりの、たっぷりのポークが入ったみそ汁だったりします。いちぎん食堂のみそ汁の具材は、ポーク、もやし、キャベツ、青菜、島豆腐。卵はナシ。白味噌で、コクは控えめですがクドさがなくて、飲んだ後にピッタリ。丼にたっぷりの汁物で、汗ダク必須です。

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みそ汁定食には、ポーク玉子とお刺身も付いてきました。定食=メイン以外にもおかず付き、という感じでしょうか。この日のお刺身もおいしかったな~。

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名護そば

久茂地で飲んだ帰り道。シメそばを食べにいちぎん食堂へ向かいました。23時過ぎですがめちゃくちゃ混雑していて、提供まで20分はかかると案内を受けました。注文した名護そば(550円、2018年7月時点)は、確かにそれくらい提供時間がかかったかも。

那覇の24時間食堂「いちぎん食堂」で食べた名護そば(550円)

紅生姜が添えられていたので、盛り付けてみました。いちぎん食堂の名護そばのトッピングは、三枚肉3枚とポーク1枚。えっ、ぽぽぽポーク三枚肉が3枚もあるので、ポークの1枚くらいなくてもいい気がしますが、そこはきっといちぎん食堂のうとぅいむち(おもてなし)精神なのかな、と思いました。

那覇「いちぎん食堂」の名護そばには紅生姜が映える。

スープは割とあっさり系ですが味は濃いめ、麺は平麺です。ここで少し名護そばについて書いてみます。沖縄そばは地域によって麺やスープ、味付け、使っている出汁、盛り付けなどが異なり、その地域・特徴に合わせて「宮古そば/八重山そば/大東そば」などと呼ばれています。

那覇「いちぎん食堂」の名護そばの麺は幅広い平麺。名護そばの特徴だ。

一般的な名護そばは、平麺であっさり・味濃いめのスープ、そしてソーキをトッピングしている傾向かな、と思います。トッピングこそ異なれど、いちぎん食堂の麺・スープは割とそれに近しい気がします。一般的な名護そばには、ポークは入ってません。いちぎん食堂のオリジナルトッピングです。ポークの賛否両論はありそうですが、わたし的にはアリ。

那覇「いちぎん食堂」の名護そばには三枚肉3枚とポークが1枚入っている。

島豆腐チャンプルー(テイクアウト)

お子サマーと一緒に帰宅する時にお腹が減ってしまい、かといって子連れだと店内でゆっくり食べられそうにもないので、島豆腐チャンプルー(580円、2019年1月時点)をテイクアウトしました。いちぎん食堂では定食をパックに詰めて持ち帰ることができます。ありがたや、ありがたや。

那覇「いちぎん食堂」でテイクアウトした島豆腐チャンプルー(580円)

島豆腐チャンプルーはたっぷりの島豆腐とポーク(スパム)、もやし、ニンジン、青菜を痛めているんですが、これが濃口でご飯にもビールにもよく合うのです。ウマかったー!

那覇「いちぎん食堂」の島豆腐チャンプルーは、島豆腐やポーク、もやし、にんじん、青菜などが入っている。

いちぎん食堂の嬉しいところは、お弁当にしても卵スープをつけてくれるところ。食堂によってはスープなしの場合も多いため、帰宅して包みを開けてとても嬉しかったです。

那覇「いちぎん食堂」島豆腐チャンプルーについてきた卵スープ。

ランチタイムの格安弁当(テイクアウト)

お店の周辺はサラリーマン街でもあります。平日のランチタイムともなると、店前に設置されたテントにはサラリーマンが集まってきます。このテントでは300~400円のおいしいお弁当が売られていて、飛ぶように売れていくのです。

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こちらは一番高い400円のお弁当。唐揚げ、厚揚げ、ニンジンシリシリー、肉野菜炒め、ゴーヤチャンプルー、フライ、卵焼き、魚の揚げ物がドッサリ盛り付けられています。お魚の揚げ物の味付けがドンピシャでおいしかった!これで400円って凄い!

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まとめ

ということで、那覇・久茂地にある「いちぎん食堂」でランチしてきました。那覇ではド定番中のド定番、誰でも知ってる有名な食堂ですが、沖縄に来る観光客には松山の三笠食堂の方が認知度が高いかも。でも久茂地で飲んだ帰りに立ち寄りやすいのは、こっちのいちぎん食堂ですよね。ボリューム満点で、価格が安くて、いつでも立ち寄れる。いや~、沖縄の食堂の魅力を再確認しました。いちぎん食堂で食べて以降、平日のランチは食堂めぐりにハマってます。
終わり。

お店の情報

店名 いちぎん食堂
住所 〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地2丁目12-3
営業時間 9時〜25時(L.O.24時半)
定休日 不定休
駐車場 なし。周辺にコインパーキングあり。


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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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