「ミヒャエル・プランク醸造所」ガストホフ宿泊&朝ビールしてきた!

2016年5月20日

ミヒャエル・プランク醸造所,ドイツ,ラーバー村,ガストホフ

ビールの本場・ドイツ&チェコの旅。12時間遅れでフランクフルト空港に到着したものの、ドイツ最初の宿へ到着したのは真夜中の1時頃。それもこれも、上海→北京便がディレイしたせいなのですが、それもまた旅。ということで、さくっと「ミヒャエル・プランク醸造所」のガストホフについて書いていきましょう。

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宿泊できちゃう醸造所「ミヒャエル・プランク醸造所」へ行ってきた!

「ミヒャエル・プランク醸造所」に宿泊!客室内をレポート!

この日「ミヒャエル・プランク醸造所」のガストホフに宿泊です。ミヒャエル・プランク醸造所は、フランクフルトから300kmほど離れたラーバー村にあるブルワリー。プランク醸造所まで行って、プランク醸造所のビールを飲んで、プランク醸造所でヘベレケになって、プランク醸造所にいい気分のまま宿泊できるなんて、ビール好きにとって教科書通りの行いができるなんて。

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但し、我々が到着したのは真夜中の1時です。通常、この時間に到着してもガストホフに泊まることな出来ません。日本でプランク醸造所のビールをインポートしているコバツトレーディングのこばつさんと、偶然宿泊していたK夫妻に助けられ、我々はこの日ガストホフの中に入ることができました。宿泊できるお部屋は6部屋のみ。そして宿泊者は我々2組だけです。

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しかし、なかなかお部屋に入れません。疲れで頭が回らない我々には鍵を開けるのが難しく...

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やっと入れたガストホフのお部屋の様子。シングルベッドが2つ。

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枕がふっかふかでした。

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お部屋の中にはテーブルが1つ。

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クローゼットもあります。

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客室内にはバス・トイレはありませんが、洗面台があるので洗面や歯磨きには便利。お部屋のアメニティはタオルの他にはありません。歯ブラシ、歯磨き粉、パジャマなどは自分で持ち込みましょう。

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お部屋の中にはドライヤーも完備されていました。わたしは髪の毛が長いので、ドライヤーがないと大騒ぎになります。

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我々が宿泊したシングルツインの部屋には、コンセントは2つありました。1つは枕元、もう1つは洗面台の上部です。ここは恐らくドライヤー用だと思いますが、カメラの充電器程度ならぶら下げても落下しませんでした。

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ちなみに、お風呂とトイレは宿泊施設階の別場所にあります。トイレもお風呂も同じ場所にありますが、空間が仕切られているのでシャワーの水が飛んだりするのを気にしなくても大丈夫。お風呂のアメニティはほぼないので、シャンプーやリンス、ボディーソープ、髭剃りなどは持ち込みがベスト。

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夜中の1時半過ぎ、寝落ち。2日振りのベッドがとても幸せでした。

翌朝、「ミヒャエル・プランク醸造所」での朝食の様子。

翌朝。7時半頃にかけたアラームで目が覚めました。そこから小一時間ほどかけて身支度し、1階にあるパブへ。

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当初の予定ではプランク醸造所で夕食タイム&ビールを楽しみ、いい気分で宿泊、そして翌朝は朝ごはんをたべて出発の予定でした。しかし前夜の夕食をいただけないほど遅くに到着したため、1泊+朝食のみ。ここはガツッとビールをいただかなければ!

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パブには朝から地元の常連さんが集まっている長いテーブル席と、テーブル席がいくつかありました。常連さんは朝8時からヘーフェヴァイツェンとか飲んじゃってます。負けてられません!

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テーブルにつくと、おいしそうなパンの盛り合わせがやってきました。ドイツ旅行中はずーっとパンを食べていたけれど、どのパンも飽きずにおいしくいただけました。

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ドイツのパンってそのまま食べても素朴でおいしいし、バターやジャムをたっぷり乗せてもウマいんですよねぇ。ドイツで太ったのは、このおいしいパンのせいです。

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そんなこんなでK夫妻とともに朝食をいただきます。1杯目でお願いしたのは、ヴァイツェン。思った以上に濃い色のヘーフェヴァイツェンがやってきました。ヘーフェですが味も香りも濃すぎず、朝からグビグビっと飲めちゃった。

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プランク醸造所のパブにはメニューがあるのかないのか、その辺りはちゃんと確認していませんが、飲みたいビールを伝えると出てくることだけは間違いなさそうです。どんなビールがあるか聞くと、瓶ビールが並んだ冷蔵庫を見せてくれました。ビールを選ぶとお店の方がビールを注いで出してくれます。

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2杯目のエクスポートドゥンケル。このビールは重すぎなくて飲みやすく、焙煎香が心地よく、グビグビ飲めました。

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エクスポートドゥンケルには、ちょっと色が濃いめのパンを合わせました。

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パンはもちろんおいしいんですが、朝ごはんのおかずになりそうなオムレツとかチーズとかハムとか、そういうものは出てきません。プランク醸造所のガストホフの仕組みがわからないのですが、これは待っているだけでは何も出てこないのかも。しかし、朝食メニューもないようです。このあたりで常連さんたちがヴァイスブルストを注文したのが目に入りました。こちらのテーブルも見よう見まねでヴァイスブルストを注文。

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ヴァイスブルストは、ナイフで切り込みを入れ、外側の皮を剥いて食べるものだそうです。

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初めてだけど、上手にカットできました!ヴァイスブルストはふわっとした食感。肉汁ジュワ〜な感じではなく、どこかはんぺんを想起させるような食感・食べ応えでした。日本で人気の粗挽きソーセージとは全く異なりますが、あっさりしていて朝にぴったり。

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ヴァイスブルストに合わせた3杯目はピルザール。このビールもおいしかったなぁ。ホップの香りがよく、シャープな味わいで、このピルザールは何杯でも飲めます。

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酔い覚ましにコーヒーブレイクしつつ、

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この時点でまだ朝10時過ぎ。この他、ヘラーボックやヘレスなどを回し飲みしつつ、早くもいい気分に...

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「ミヒャエル・プランク醸造所」ガストホフの料金。

11時頃、そろそろプランクのガストホフを後にしようかな、ということでお会計。宿泊費+朝食代込みで1部屋60ユーロ(日本円で7400円弱)でした。朝からプランク醸造所のビールをたんまり飲んで、宿泊費込みで1人あたり3700円弱って、めっちゃ安い!

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ドイツ語がわからず、料金の内訳が全く不明ですが、2名1室で1泊し、朝食に1人3杯以上のビールをいただいてこの価格はかなりお安いと思いました。

「ミヒャエル・プランク醸造所」の風景。

この日、醸造長のミヒャエル・プランク16世は、ワールドビアカップ2016の会場へ向かっておりお店には不在でした。お会いできずに残念でしたが、その代わり、またいつかプランク醸造所へ訪れたい気持ちにも。

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プランク醸造所には大きい客席も用意されていました。オルガン(?)もあったし、もしかするとラーバー村の大きなイベントもここで行われてるのかもなぁ。

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「ミヒャエル・プランク醸造所」から一路、プラハへ!

そんな感じで、ビールでお腹を膨らませた我々は、プランク醸造所からレーゲンスブルグ経由でプラハを目指します。わたしとご主人サマーはこのラーバー村の滞在時間がたったの10時間という、超短期滞在となってしまったこともあり、名残惜しさからプランク醸造所の周りをウロウロと。

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プランクのガストホフの裏手側に回ると、大きなタンクや空きボトルなどが並んでいました。次回はミヒャエル・プランク16世がいる時に来て交渉し、工場見学をさせてもらいたい!

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滞在時間10時間!でも充実した「ミヒャエル・プランク醸造所」滞在でした。

ということで、ドイツ・ラーバー村のおいしいビール屋さん「ミヒャエル・プランク醸造所」へ行ってきました。ブルワリー直営パブだけでなく、宿泊施設まで備えているガストホフ形態のブルワリー。だからおいしいビールを飲んで、ドイツパンやソーセージなどの食事をいただいて、気分よくぐっすり眠ろう...と思っていたのですが、飛行機遅延という不運。しかしそんな境遇にも負けず、無事に到着できて良かったです。プランク滞在はたったの10時間でしたが、それでもとても楽しく過ごさせてもらいました。それもこれも、プランクのおいしいビールのおかげ!またこの醸造所へビールを飲みに来たい!楽しかったガストホフ経験を、日本のビールファンに広げたいと思っています。
終わり。

住所:Marktpl. 1, D-93164 Laaber, Germany

(*・ω・)つ その他の海外ビール旅行記事もどうぞー♩ 

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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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